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職場依存とは?職場から見放されるのが怖い

自分の生活や生きがいのために働いていたはずなのに、いつの間にか、自分のことより職場が大事になっていた。

組織で働く人にとって、職場とはどんなところなのでしょうか。

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職場は人間関係で成り立っている

部下が滅私奉公し、イエスマンとなって上司の意見に同調するのはなぜでしょうか。

それは、自分を捨てて上司や組織に尽くすほど、上司や組織に守られ、安心が得られるからです。

上司や同僚、部下と一心同体の関係を保つためには、自己主張は控えます。

同調していれば、職場の和を乱す存在にはなりません。

職場とはスペースの意味ではなく、人間関係をしのぐ場なのです。

しかし、我慢している自分に劣等感を抱くなど、心に無理をさせたために、ほかの依存症や適応障害、うつ病などの心の病気につながることも少なくありません。

職場にもある共依存

上司は部下の働きで出世し、部下をあてにする反面、部下に命令し、従わせることで自分の存在価値が高まります。

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部下は上司に追従すれば見捨てられずに安泰です。

上司は命令することで自分の手足と思い、部下は上司に気配り同調する、お互いにもたれあいの関係です。

職場のストレスで大きいのは?

職場のストレスで大きいのは、人間関係のしがらみです。

上司の追従しようと思っても、どうしてもなじめず、心の変調をきたしてしまう人は少なくありません。

場合によっては、出社拒否になり欠勤してしまうことも。

特に若者世代ではその傾向が強くなります。

職場依存の例

毎週開かれる社内会議に、部下は参加するのが憂うつです。

上司である部長の無理な提案でも、同調を求められればうなずくしかありません。

実は会議だけでなく、仕事もつらいと感じて仕方がないケースも多いのです。

部下は、上司の意見に反論があってもがまんしなかればならない状況で言えない。

組織の和をみだすだけとあきらめてはいるが、自分の意見を言えないことがストレスに感じている。

会議で黙って座っているだけの自分が情けなく感じ、仕事に対しての意欲も低下してしまいます。

部長もまた、取締役など自分の上司の意見には逆らえず同調しなければならない。

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