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子育てにおいて、健康で丈夫な身体を育くむことは大切ですよね。そして同じくらい、安定した心を育むことも大切なんです。

今日は、ココロとカラダはつながっている、ということについてお伝えしたいと思います。

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ココロとカラダはつながっている

心と身体はつながっている、と聞いたとき、あなたはどう思いますか?

「うん、確かに心と身体はつながっている」
「いや、心と身体は別々のモノだ」

どちらの考えがあなたの感じ方に近いでしょうか?


実は「心と身体がつながっている」という考えは東洋的なものなんです。
逆に「心と身体は別々のもの」というのは西洋的な考えになります。

私たち日本人は古くから東洋的な思想がベースとなってきているので、心と身体がひとつ、と聞いても特に違和感がない方が多いと思いますが、西洋的にはまったくの逆だったりします。

ただ、60〜70年前頃の戦後から現代にかけて、日本では西洋化が急激に進み、私たちが小学校や中学校、高校、大学、専門学校などで学んできたもののほとんどすべてが「西洋学問」をベースにしています。

ですので、ある意味で私たちはかなり西洋に寄ってきているといえると思います。

そういう流れもあるので、あらためて今ここで「ココロとカラダはつながっている」という重要性を再確認してみましょう。

いくつかの例で考えてみましょう。

ドキドキして眠れない

明日は待ちに待った遠足の日!
明日が待ち遠しくてワクワク楽しみ♪
ドキドキして夜になっても眠れない・・・

あなたも一度くらいはこんな経験をしたことがあると思います。

・ワクワク
・ドキドキ
・楽しみ

↑これは感情ですよね。つまり、心、です。

それに対して、

・眠る
・眠らない

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↑これは身体のことですね。

ドキドキ・ワクワク、といったココロの状態が、眠る・眠らないといった身体の働きに影響を与えているということですね。

他にも、

気分が落ち込み食欲がなくなる

何か悲しい出来事やショックなことがあって「つらい」「悲しい」という心の状態が、「食べる」「食べない」といった身体の働きに影響をあたえているということですね。

緊張してしまい汗が出てくる

人前で話をするのが苦手な人は、何を話せばいいかわからなくて「アセって」「緊張して」、そして「手や額に汗が出てくる」ということが多いと思います。

これも「アセる」「緊張する」という感情=心の状態が、「体温が上がって汗が出てくる」という身体の働きに大きな影響を与えていますね。

ストレスが溜まって体調を崩す

最近では育児ストレスといわれるように、子育て中のお母さんや幼稚園や学校の先生が多くのストレスを抱えています。

ストレスが溜まって「イライラ」「ムカムカ」「腹が立つ」という心の状態が、「おなかが痛くなる」「肌荒れがひどくなる」「体調を崩す」という身体の働きに大きな影響を与えている、ということですね。

まとめ

心と身体がひとつである、心と身体はつながっている、ということは、私たちの日常の中でのいろいろな経験や体験によってもたくさん感じられることと思います。

「心と身体がつながっている」ということは、子育てにおいて何が大切になるのでしょうか。

子どもの健やかな成長というと、タンパク質やカルシウム、ビタミンなどの栄養をしっかりとる、ということがあげられますね。確かにその通りだと思います。

しかし、それだけでは足りない、ということですね。

子どもの身体が健やかに成長していくには、心も健康に成長していくことが大切になってくるのです。

その大切さを再確認して、これからもっと子どもとのコミュニケーションを大切にしてくださいね。

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