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遅くまで残業を続ける3つの理由、職場依存は仕事が好きじゃない?

特別仕事が忙しいというわけではないのに、遅い時間になっても帰宅せず、コツコツと残業している人がいます。

彼らが残業を続ける背景には、主に3つの理由が考えられます。

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職場依存の3パターン

一見、仕事熱心と見られている人々には、次の3つのパターンがあります。

ひとつ目は仕事に依存している人、ふたつ目は家庭にトラブルを抱えて仕事に逃げ込んでいる人、三つ目は職場に依存している人です。

このうちもっとも多いのは職場依存です。

職場依存の人は、職場と一体感を得ることで安心を確保しようという思惑があります。

よく残業するのは、仕事が好きなのではなく、上司から怠けていると思われたくないためです。

ですが、職場依存の人は、自分が職場に依存しているとは思っていません。

これを「否認」と呼びますが、情けない自分と向き合いたくないからです。

会社から帰れない理由

残業ばかりして会社から帰れないのは、単に仕事が多いためという理由は除き、主に3つの理由があります。

【帰れない理由】

①仕事に依存している
②家に帰りたくない
③職場に依存している

職場依存の例

【家庭内にトラブル】
親や配偶者との確執、子どもとの不仲など、家庭内にトラブルを抱えていると、仕事に逃げる人がいます。残業していれば、ふれたくない現実に背を向けることができます。外から見ると仕事熱心に見えます。

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【心の休まる場所がない】
家庭の火種を棚上げして仕事に逃げ込むと、仕事の疲れがたまるだけでなく、家庭の問題も悪化の一途をたどり、家庭も健康も危機的な状況に陥ります。

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最終的には家庭の崩壊、健康を損なう。

職場依存の本音

残業が好きなわけではないのに、周りの目が気になって、ついつい帰宅時間が遅れます。

遅くまで働く彼らの本音は、次のようなものが考えられます。

【義務感・責任感】
与えられた仕事だから、途中で逃げ出すことはできない。仕事への意欲よりも、義務感・責任感だけで続けている。

【ユーザーや上司への気遣い】
本当は意味のない残業だと思っていても、ユーザーや上司に、これだけやっているという姿勢を示すことが大事。

【あきらめ感】
仕事だから、納期に間に合わせるため仕方ないと自分に言い聞かせている。

【同僚に合わせる】
同僚や部下が仕事をしているのに、自分だけ帰宅できない。

【経済的な理由で仕方ない】

職場依存は家庭崩壊につながる

残業が多くなってくると、心身の疲れがたまり、余暇の時間は少なくなるため、不満が高まっていきます。しかし、あからさまに不満は訴えず、不本意ながらも自主的に残業を続けていくことになります。
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最終的には、家庭の崩壊、健康を損なう。

職場依存は仕事が好きなわけではない

職場依存の人は、仕事が好きで残業しているわけではなく、職場にいて会社と一体感を得ることに満足を感じています。

しかし、人によって満足を得る方法は異なります。

残業を否定する人は、仕事よりも私生活で満足を得たいだけであり、決して怠けたいわけではありません。

上司も人事担当者も、残業と勤労意欲は切り離して考えなくてはならないでしょう。

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