失読症の見え方と特徴について【LD=学習障害の症状】

file4691334350647

LD=学習障害の種類のひとつ、失読症=ディスレクシアとはどんな特徴を持っているのか?どんな見え方なのか?なぜ文字だけが、文章だけが読めないのか?

これは、失読症/ディスレクシアではない人はからするとどういうことなのか、想像しにくいというのも事実です。

スポンサーリンク

そこで今回は、失読症/ディスレクシアの世界ってどんな感じに見えているの?をテーマに、学習障害LDの見え方についてまとめてみたいと思います。

失読症=ディスレクシアの見え方、特徴について

失読症=ディスレクシアを代表例として、LD=学習障害は本人以外の家族や学校の先生など、周囲の人にとっては「分かりにくい・気づきにくい」という特徴があります。

普通に読める人からすると、文字だけ・文章だけが読めなくなる、という失読症/ディスレクシアの人の感覚がつかみにくく、症状がイメージしにくいことが理由です。

では、失読症/ディスレクシアの人が見ている世界とはどんな感じなのでしょうか?どんな見え方があるのでしょうか。

もちろん人によって見え方には個人差があり、失読症/ディスレクシアの全員が同じように見えているわけではありませんが、いくつかサンプル例を紹介したいと思います。

▼関連記事
→話すこと、聞くことが苦手なLD学習障害のタイプも

普通の人の見え方

まず、比較対象として、失読症/ディスレクシアではない普通の人には、こんな感じに見えているものが・・・

suimi

失読症の見え方 その1

suimi02

失読症/ディスレクシアの人にとっては、こんな風に見えているそうです。

文字や文章が二重にかさなって少し見にくいですね。

この見え方は、近視で目が悪いから、乱視だから、ということが理由ではありません。目の検査では乱視ではなく正常で異常なしであっても、失読症/ディスレクシアの人は文字や文章を読もうとするとこんな風に見えるそうです。

▼関連記事
→障害者手帳ってもらえるの?LD学習障害の場合

失読症の見え方 その2

suimi01

今度は、左右が反転している見え方ですね。

この場合も、失読症見え方/ディスレクシアの人にとって、すべてのモノが左右反転に見えているという事ではなく、文字や文章になるとこんな風に見えるそうです。

なぜ、こんな見え方になるのか、不思議ですね。

文章や文字が左右が反転して状態の文字が見えている人が、字を書こうとした場合、当然左右反転した状態の文字を書くことになると思われます。

書字障害、読み書き障害、とよばれることもあります。

▼関連記事
→どんな勉強の教え方がいい?【LD学習障害の子ども】

失読症の見え方 その3

suimi03

次はぼやけた感じですね。

焦点が合わず、文字や文章がぼやけて見えてしまう理由は、視力が低いから、目が悪くて近眼だから、ということではありません。

スポンサーリンク

失読症/ディスレクシアとは、文字・文章を見るときにこのようにぼやけたりして、文字が読めなくなってしまう障害(病気)なのです。

▼関連記事
→LD学習障害の子どもへの親の対応、将来の進路について

失読症の見え方 その4

suimi04

この見え方は、ギューッと真ん中をねじった感じといえばいいでしょうか。

文章自体は真っすぐに書かれているのに、失読症/ディスレクシアの人にとってはこんな感じにグネッっと文書がねじれた見え方もあります。

この例文は、ある程度文字も大きく、文字の間隔、文章の幅も少し広めにしてあるのでなんとか読めなくもないですが、これが小さい文字だったり、文章の間隔が狭くなってくると、ちょっと読むのが困難になります。

▼関連記事
→LDとADHDの併発、合併は多い?【学習障害と注意欠陥多動性障害】

失読症の見え方 その5

suimi05

どういう感じと言えばいいのでしょうか。新聞に書かれている文字を濃くコピーしたような見え方、ですね。

背景に文字がとけ込んで潰れてしまい、文字がかなり読みにくいですね。

少し想像してみてください。「教科書の文字がこんな風に書かれていたら、スラスラと読めますか?」

失読症/ディスレクシアの人が、文章を読むのが遅くなる理由がなんとなく理解できる気がしますね。

▼関連記事
→LD学習障害の子どもの中学卒業後の進路について

失読症の見え方 その6

suimi06

さらにはこんな感じに見える失読症/ディスレクシアの人もいるそうです。

最初の3行だけにしましたが、一文字一文字が前後左右にグチャグチャにバラけてしまっている感じです。

こんな見え方だと、もう読めないですね。

今は、何て書いてあるか知っているので、ギリギリ解読できなくもないですが、知らない文章だとまずちゃんとは読めそうにありません。

▼関連記事
→LD学習障害の通級指導教室とは?

失読症/ディスレクシアの見え方(まとめ)

一言で「失読症(ディスレクシア)」といっても、ひとりひとり特徴が違い、様々な見え方があります。

今回紹介した失読症/ディスレクシアの見え方サンプル例は、ひらがなだけの簡単な文章でどんな風に見えているのか、を紹介しましたが、さらに文字が小さくなったり、漢字が入っていたり、文字や文章の間隔が狭くなったりすると、もっと読みにくい状態になる事が想像できます。

LD=学習障害がどんな感じなのかイメージをつかめる人が一人でも増えて、LD=学習障害に対する理解が深まればと思ってまとめてみました。

他にもLD(学習障害)について、次のような記事も書いておいたのでぜひ参考にしてみてください。

▼関連記事
→LD学習障害の症状・タイプについて【子どもの発達障害】
→LD学習障害を子ども本人にどう告知して伝えればいい?
→LD学習障害の社交性、クラスメイトや友達付きあいについて

スポンサーリンク

サブコンテンツ

このページの先頭へ