ADHDの子どもへの接し方で大切なのは、親が長所をほめること
発達障害のADHDは、まったく手だてのない障害ではありません。
少し考え方や見方を変えれば、ADHD子どもの良い面や長所もたくさん見えてきます、
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考え方を変えるだけで、親のストレスは解消される
子どもがADHDなどの発達障害が疑われるとき、障害だと思って悲観的な考え方をすると、親の精神的な負担・ストレスは増えるいっぽうです。
ですが、ほんの少し考え方や見方を変えて問題を別の側面からみることで、状況はずいぶんと変わります。
一見悪くみえる行動であっても、見方を変えると良い面がみえてくるものなのです。
【短所・ネガティブな考え方】
・集団行動ができない
・我慢できない
・暴れる
・落ち着きがない
・大声を上げる
・注意力がない
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【長所・ポジティブな考え方】
・自分らしさを持っている
・元気がある
・体力がある
・子どもらしい性格
・大きな声で挨拶できる
・新しいものに興味を示す
怒ったり叱ったりしてもADHDは治らない
ADHDは、親が子どもを厳しくしつけたり、叱ったりしても、症状がよくなったり治るものであはりません。
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むしろ、親から怒られたり、叱られ続ければ、ADHDの子どもは自信を失ってしまい心に悪影響が出ます。
つい叱りたくなったときは、考え方を変えてみるとよいでしょう。
例えば、「落ち着きのなさ」は「エネルギッシュで元気」、「衝動的な性格」は「反応がはやい」などと考えれば、子どもの別の一面がみえてきます。
ほめる子育てがADHDの親には大切
ADHDの子どもに限らず、子育ての基本は「ほめて育てる」ことです。
長所や良い面は認めてのばし、悪い面は克服できるように、子どもを勇気づけてあげましょう。
そうすることで、ADHDの子どもは自信を回復し、少しずつ社会に適応していく方法を身につけていきます。
ネガティブすぎるのも、ポジティブすぎるのもよくない
ネガティブに悪いことばかりを考えて落ち込むのも問題ですが、ポジティブに楽観的に考えすぎるのもトラブルのもとです。
親の考え方が、ADHDの子どもの性質にあっているかどうか、ちゃんと確認しましょう。
子どもの障害の程度や症状に目を向けて、正しいがんばり方を模索していきましょう。
なんとなく漠然とがんばるのではなく、良い面と悪い面を見て、接し方を考えましょう。
【○】
病気ではないけれど、子どもの性格や特徴をつかんで、きちんと育てていかなくちゃ。
【×】
病気じゃないんだから、私たちががんばってしつければ、きっと大丈夫
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