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ADHDが原因で不登校やひきこもりになる?

子どもの心のトラブルで病院を受診する理由として多いのは、「落ち着きのなさ」や「衝動性」などの他に、「不登校」「ひきこもり」などの悩みもあります。

そういった問題もADHDの症状のひとつと考えている人が多いようです。

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ADHDが原因で不登校やひきこもりになるの?

ADHDの子どもは、友達とコミュニケーションをとることが苦手で、学校生活でクラスメイトとの間で、ケンカや仲間はずれなどのトラブルを起こすことが少なくありません。

そういった体験が原因となり、トラウマを抱えるようになり、自信を失い、学校に生きたくないと感じることがあります。

しかし、それらはADHDの症状ではなく、二次的なトラブルです。

学校の環境などの他の原因がある場合も考えられます。

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ADHDとLDとの併発に注意

ADHDと関連する症状の中で、不登校とつながりやすいのが「学習障害:LD」です。

LD(学習障害)は、ADHDの合併症で多い発達障害です。

勉強面、学習面でうまくいかないと、子どもにとって学校は居心地のよい場所ではなくなってしまいます。

また、ADHDの不注意の症状から、自信を失い、不登校になる子も増えています。

子どもが学校生活そのものを否定しないように、家で対応にも注意しましょう。

<>特別支援学級などを利用してみる<>
ADHDの子どもの支援は、親や家族の力だけでは限界があります。

どれだけサポートしても、ADHDの子どもがどうしても学校に行きたがらないこともあるでしょう。

そういった場合は、担任の教師をはじめ、保健室の先生やスクールカウンセラーに相談したり、特別支援学級を利用することが解決のきっかけになることがあります。

通常授業への参加と並行して、別の選択肢にも目を向けるとよいでしょう。

ADHDの子が行きやすいところに足を運ぶことからはじめて、状況が改善したら、通常授業に専念するようにしていきましょう。

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