【中学向け】英語長文の勉強法とおすすめ問題集BEST3|高校受験

「英語が苦手」という人の多くは、「長文が分からない」と感じているケースが多いようですね。

高校受験の英語では、長文読解がかなり重要なウエイトを占めています。

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実際の入試問題でも、英語全体の点数の約40%〜60%が長文が関係している問題になります。

もちろん、受験する高校やその年によって、少し違いはありますが、中学英語の中でも長文読解が苦手だとなかなか点数が上がらない、となりやすいので早めの対策が重要です。

そこで今回は、中学向けの英語長文の勉強法とおすすめ問題集について紹介したいと思います。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

【中学英語】長文読解には、英単語・英熟語・文法が必要

「英語の長文読解問題が苦手」「長文が分からない」と悩んでいる中学生もかなり多くいます。

まず最初に確認しておきたいのは「英語の長文読解問題を解くには、英単語、英熟語、文法がちゃんと分かっているかどうか」がポイントになります。

英語の長文といっても、バラバラにしてしまえば「英単語の集まり」ですよね。

ですので、英単語が分からなければ長文読解の問題も苦手になりやすい、のは当然なんです。

英語長文の点数をアップさせる勉強のコツは、まずは「英単語・英熟語:文法をしっかりと覚えること」です。

中学生向けおすすめ英単語帳についてはこちらの記事で詳しくまとめているので参考にしてくださいね。

→中学生向け英単語おすすめ本 BEST3【高校受験/入試対策】

完璧とまでは言わなくても、ある程度、英単語・英熟語・文法が理解できてきたら、長文読解問題の勉強にとりかかりましょう。

基礎レベルの英語長文問題集(偏差値45〜55)


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この問題集は基礎レベルになります。

「英語の長文問題が苦手」「基礎レベルの問題集が欲しい」という人におすすめですね。

過去の公立高校の入試問題の中から、簡単&やさしめの過去問が使われています。

60語くらいの短い英文から始めて、120語程度の長文へ、と英文を読む「読解力」をステップアップしながら身につけていく、という流れの勉強になります。

目安として、偏差値45〜55くらいの難易度レベルですね。

都立高校や県立高校など、公立高校の入試問題の過去問が中心に使われているので、この問題集で勉強するだけで過去問対策にもなるメリットがあります。

Amazonの購入レビューにも「迷ったらコレ」とあるくらい、ほとんどの中学生に安心しておすすめできる、英語長文の問題集です。

標準レベル(偏差値50〜60)


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「英語の長文をどう読めばいいのか?」という読み方のコツを身につける、読解力に重点をおいている問題集です。

長文問題が苦手な中学生に多いのが「ダラダラ読んでしまう」という傾向です。

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英語の長文をダラダラ読んでいると、集中力も切れやすく、試験時間も足りなくなりやすいので注意が必要です。

その点、この問題集は英語長文の「読解のコツ」を身につけ、スラスラと楽に長文を読めることを目的にしている点が特徴です。

①読解力に必要な基本の英文を覚える
②英語の語順で英文をアタマから読み理解する
③リズミカルに区切りながら読み、自然に理解できるようにする
④実際の高校入試問題で実戦力をつける

という段階を踏みながら、英語の読解力を身につける内容になっています。

「英語の長文が読めない」「読み方が分からない」という人に特におすすめな問題集ですね。

入試問題の過去問で長文対策(偏差値60〜65)


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全国の公立高校と私立高校の英語の過去問が載っている、過去問問題集です。

長文問題だけでなく、他の穴埋め問題や並び替え問題などの入試問題の過去問が載っています。

都道府県別・高校別に、英語の入試問題の傾向と対策が載っています。また、解き方の解説も問題ごとに載っています。

過去問で入試対策をするのは、受験勉強の基本ですよね。

基礎が理解できてきたら、過去問に取り組んでしっかり対策すれば安心ですね。

この問題集には、公立高校のリスニングがCDが付いているので、一緒にリスニング対策もできるのがメリットです。

難関校の合格を目指す人向け(偏差値65以上)


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難易度の高い問題集です。偏差値65以上が目安ですね。

公立高校の上位校、難関私立高校の合格を目指す人におすすめな問題集になります。

この問題集は、解答解説で文法の解説が詳しく載っている点もおすすめなポイントですね。

塾の教材でも難関校向けはあまり種類がなく、現役の塾講師がこの問題集をおすすめするくらい良質な問題集です。

この問題集一冊で、

・長文読解技術
・難易度の高い中学英文法
・高校レベルの文法

が学習できる、とレビューの中でも「難関英語長文対策のバイブル!」とかなりの高評価になっています。

高校受験の英語は、長文問題の点数が合格を左右する、と言っても言い過ぎではありません。

私立の難関高校や、公立の上位校の合格を目指す中学生は、この問題集で勉強して、しっかりと英語長文問題の対策をおすすめします。

【中学英語】長文読解の勉強法のコツは「慣れる」こと

中学英語の長文読解問題にも、簡単な問題から難問まで、いろいろなレベルの問題が出題されるものです。

どれくらいの偏差値の高校を受験するによっても、長文問題のレベルも変わってきます。

とはいえ、どんなレベルであっても、英語の長文読解問題は「慣れること」が大切です。

英語の長文問題に慣れることで、出題されやすい問題パターンや、解き方のコツを身につけることができます。

自分のレベルにあった問題集を選び、繰り返し長文問題を解くことで、英語の長文に慣れていきましょう。

まとめ

英語の長文読解の問題集選びでは、「自分のレベルにあっているか」が大切なポイントになります。

簡単すぎず、難しすぎず、ちょうどいい難易度の問題集選びの参考にしてみてくださいね。

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