【発達障害の中学生】会話が苦手でうまく話せない、と悩むケースも多い
友達がいないわけでわないけど、会話が苦手でうまく話せない、と友達の輪の中にはいっていくことができない発達障害の子も少なくありません。
中には、人の話を聞かずに自分だけが一方的に話してしまったり、相手との距離が近すぎたり、コミュニケーション全般において苦手意識を持つ発達障害の人も多い様です。
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会話が苦手でうまく話せない【発達障害】
発達障害の子どもが成長して中学生や高校生くらいになってくると、会話が苦手、自分の考えをうまく話せない、と悩むケースも増えてくるようです。
学校の授業中、教師の話や説明は理解できているのに、質問されると何も答えられず黙ったままになる発達障害の子もいます。
また、口を開いて話してみても、単語を並べるだけで、主語がなかったり、助詞の使い方が変だったり、「あれ、これ、それ」などの代名詞が多かったりと、「何を話しているのか分からない」と周りの人の思われてしまうこともあります。
そうした結果、人と会話が苦手に感じてしまい、いつも黙っていたりと、孤立してしまうことにもなりかねません。
人の話を聞かず、一方的に話す発達障害の人も
また逆に、おしゃべり自体は好きで、ボキャブラリーも豊富だけど、人の話を聞かず一方的に話し続ける、という発達障害の子もいます。
言葉のキャッチボールといわれる対人コミュニケーションですが、自閉症スペクトラムの場合、相手の気持ちを察することが苦手なため、ただ一方的に自分だけが話し続ける、という状態になりがちです。
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そのため、まわりの人からは「自己中心的」「自分勝手」「人の気持ちがわからない」「人の話を聞かない」とけむたがられてしまうこともあります。
【対処法】会話が苦手、うまく話せない
無口で自分から会話をするのが苦手なタイプでは、語彙や文法のルールが覚えられず、自分の考えをうまく言葉で表現できないこともあります。
また、代名詞や指示語が多くなってしまうのは、言葉を思い出すのに時間がかかってしまったり、思い出せなかったりすることも要因と考えられます。
会話が苦手、うまく話せない、という発達障害の場合、まわりの人は「ゆっくり話していいよ」と時間をかけて話をじっくり聞いてあげる姿勢が大切です。
まずは親や家族など、身近な人を相手に、会話の練習をするとよいでしょう。
【対処法】一方的に話し続けてしまう
人の話を聞かず、一方的に自分の話をしてしまう発達障害の場合、「今、話してもいい?」と相手に聞いてから話すようにするとよいでしょう。
また前もって相手に「話始めると止まらなくなるから、言ってね」と断っておくことで、スムーズな人間関係につながります。
会話するときは、相手の表情や仕草に気をつけることを心がけ、退屈そうな表情をしたり、時計を見た時は、早めに話を終わらせるようにしましょう。
また、相手の表情を観察するだけでなく、自分も無表情ではなく、そのときの話題にふさわしい表情をすることも大切です。
ムスッと無表情で相手の話を聞いていては、円滑なコミュニケーションにはつながりません。
コミュニケーションのポイント
・大きな声で話さない
・相手の顔を見る
・あいづちを打つ
・相手に近つきすぎない
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