【チックの原因】テレビを見ているときやゲームをしているときに症状がでやすい?
子どものチックは、わざとやっているのではありません。
親が「やめなさい」といっても、自分ではコントロールできず、やめられるものではないのです。
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チックの子どもを持つ親の対応としては、つかず離れず、遠くから見守ってあげるのがよいでしょう。
テレビを見ているときやゲームをしているときに、チックが出やすい
チックの出方はつねに一定というわけではありません。
テレビやゲームなどに熱中していてワクワクしているときには、普段よりチックが激しくなりやすい傾向があります。
だからといって、チックが出やすいというだけで、子どもの楽しみを制限することもないでしょう。
テレビやゲームをやめさせると、他の時間帯のチックが減少するというわけでもないからです。
もちろん、子どもの生活がテレビばかり、ゲームばかりにかたよっているのなら改善の余地はあります。
症状の出方に一喜一憂せず、チックがあってもなくても同じように、節度のある生活を送れるように心がけていきましょう。
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家庭では、親がゆっったり大きく構えること
子どものチックは、たいていは一時的なもので、時間が解決することがほとんどです。
ですので、先々の心配をしても仕方ありません。
親としては「今はこういう時期なのだな」とゆったりと構えておくくらいがよいでしょう。
チックは親の育て方が原因ではない
チックの子どもを持つ親は、自分が十分にしてやれなかったこと、子どもに干渉しすぎたことなどを思い返しては悩みがちです。
しかし、チックは親の育て方が原因ではないので、母親が自分のことを責める必要はありません。
「育て方の失敗」と親が思いつめないようにしましょう。
チック症状の出方は、心理的な要因が影響をあたえることもあるためです。
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ネガティブな感情を子どもにぶつけないように
チックの子どもの独特な言動のくり返しに、いらだちを感じることもあるでしょう。
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しかし、そうした親のネガティブな感情を子ども本人にぶつけるのは、困らせるだけです。
場合によっては、チックの症状を悪化させるおそれもあります。
症状のささいな変化に目をつぶり「そのうち消える、治る」と長い目でみるようにしましょう。
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チックの子どもの親がおちいりがちな心理
目立つ言動をくり返すチックの子どもの様子を目の当たりにして、親は本人以上に深刻に考えてしまうことがあります。
気が気でなく、みているのがつらくなることも少なくありません。
【焦り】
これからどんどんひどくなるのでは・・・
【自責】
私の育て方が原因かもしれない・・・
【不安】
脳になにか問題があるのだろうか・・・
【迷い】
止めたほうがいいのでは?
【心配】
このこの将来はどうなってしまうのだろうか?
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→【チックの心理的治療治療】ハビットリバーサルと逆説志向とは?
子どもの将来への心配
・進学は?
・職業は?
・生活は?
・症状は?
・結婚は?
親のポジティブが子どもへ伝わる
子ども心配するのは親の常であり、共通の悩みです。
親のポジティブさが子どもに伝わるほうが良い、とも考えましょう。
・95%は1年以内に消える
・どーんと大きくかまえる
・「チック」が将来に悪影響をおよぼすことはほとんどない
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