ゲーム依存症とネット依存症の対策は?悪循環に注意!
パソコンやネットなどのテクノロジーは、私たちに便利な情報化社会をもたらしてくれました。
ですが、PCやネットに深く依存してしまうと、人としての豊かな感情を失い、心の健康を損なってしまいかねないので要注意です。
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ゲーム依存症・ネット依存症の主な原因は?
ゲーム依存症やネット依存症の主な原因は、つぎのようなことが考えられます。
【母親に愛された記憶がない】
子どものときに母親に優しく抱っこされることで、人は自分が愛されていると実感できます。重要なのは、母親に抱っこされたとき、本人が母親との一体感を得られたかどうかです。
【友達と遊んだことがない】
子どもは友達とのケンカや仲直りを繰り返して、人とのつきあい方を学びます。幼い頃からゲームやパソコンばかりで、友達と遊ぶことを経験しないと、人とのつきあい方を養えません。
【生身の人間とつきあうのが苦手】
生身の人間とつきあうのは難しく、ときには傷つけられ、不快な思いもします。それに対して、パソコンやゲームの世界なら、気軽にONとOFFが切り替えられます。
【感情がなくなっていく】
人と顔を合わせてなごやかに話をする機会が減るため、相手に共感するという思いやりを失っていきます。口数も少なくなり、豊かな感情も表せません。
【ゲーム依存症・ネット依存症の流れ】
自分を大切に思えない
↓↓↓
他人を思いやる気持ちが少なくなる
↓↓↓
人間との信頼関係が保てない
↓↓↓
モノや機械の方が応えてくれる
↓↓↓
吸い込まれるように繰り返す
↓↓↓
世界を閉じてしまう
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ネット依存・ゲーム依存の悪循環
寂しさを埋めようと、パソコンやゲームなどに没頭すればするほど、生身の人間とのふれあいが減ります。
その結果、さらに寂しさを抱え込むという悪循環に陥ります。
【ネット依存・ゲーム依存の悪循環】
孤独、寂しさ
↓↓↓
モノやテクノに頼る
↓↓↓
人間関係を築くのが苦手になる
↓↓↓
あたたかい人間関係を失う
↓↓↓
孤独、寂しさ
↓↓↓
悪循環を繰り返す
ゲーム依存症やネット依存症はうつ病になりやすい?
ネット依存症やゲーム依存症の人に多く見られるコミュニケーション能力の低下は、心の発達に悪い影響を及ぼすこと場合もあります。
【注意が必要!】
・うつ
・絶望感
・ひきこもり
・不安や緊張
・犯罪
人間には本来、生身の人間が必要
オタク的依存での心配は、パソコンやゲームなどのバーチャルな世界に依存すればするほど、人との生身の交流の機械が少なくなっていくということです。
バーチャルな世界の主人公は自分です。
すべて自分の思い通りに振る舞うことができ、わずらわしい人間関係や気遣いで神経をすり減らすことはありません。
それに比べて、現実世界では、人との距離の取り方を間違えて、相手に傷つけられることもあるでしょう。
痛みに耐える経験になれていないと、人間関係を築くことが面倒に思え、ますますバーチャルの世界に逃げ込みます。
しかし、本来、人との折り合い方は、傷つき合い、癒し合いながら身につけていくものです。
オタク的依存を続けていると、いつまでたっても、この呼吸合わせを学べません。
結局、長い時間、自分の世界にこもり続け、寂しさや不安を満たせないまま、心の成長を損なってしまいます。
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