自分で本を読むだけで認知行動治療になる?【読書療法】
病院に行かなくても、最も手軽に、そして簡単に、自分で認知行動療法[認知行動治療]を行う方法として、本を使ったセルフ・ヘルプ式の治療[読書療法]が広まっています。
本を読むことで病気が治る?
認知行動治療の読書療法のやり方は、書店で買った本を読むだけでも治療の知識が得られ、必要事項の記入にもとりくめば、認知や行動、感情の整理もできます。
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読書療法は、誰でもすぐに体験できる認知行動治療の方法として、近年、役立てられています。
ただ、本を読むことが、すなわち認知行動治療になるというわけではありません。
本を読んでから医療機関で本格的な認知行動治療を受ければ、読書で得た知識や技術は治療の下支えとして効果的に機能することでしょう。
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認知行動治療のおすすめ本・書籍
誰にでも効果があるというわけではない
読書療法は、患者さんによってはあわないこともあります。
読書をする元気がない人、自分の状況を書き出すことが苦手な人などは、本を読むことができず、途中で読書療法に挫折してしまう場合があるのです。
本を読むことはひとつの手法で、治療の入り口はほかにもあります。
本の通りにするのがつらければ、それ以上は無理しないで、医師に相談しましょう。
治療者との対話や、グループ形式など集団療法が必要な人もいるので、本だけであきらめず、自分にあう治療方法を探すとよいでしょう。
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