【中学1年向け】数学おすすめ問題集ドリル ベスト3

中学に入学すると、それまでの小学校の勉強とはガラッと変わって、学校でも中間・期末の定期テストが始まりますね。

定期テストがあると、そのうち高校受験のことも考えるようになって、入試対策をどうしようか、いつから塾に行こうか、とりあえず中学1年は塾なしでいこうか、といろいろ考えることも増えてくるものです。

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学校の教科書やワークだけでは学習量が不足になりがちなので、何か良い問題集や参考書はないものかと調べてみると、数学の問題集やドリルって本当に多くの種類があって、どれがいいのか、親としてもいろいろ迷いやすいです(うちも結構迷いました。笑)

うちの娘も今年の春に中学生になり、これまでに1学期の中間・期末、2学期の中間・期末と合計4回の定期テストがありました。

そこで今回は、うちの長女が実際に使った体験談や感想をまじえて、「中学1年向け 数学おすすめ問題集ベスト3」について書いてみたいと思います。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

【中学1年向け】数学おすすめ問題集ドリル ベスト3

中学1年生向けの数学の問題集/ドリルのおすすめベスト3は次の通りです。

①くもんの中学基礎がため100%中1数学 計算編(関数・図形編もあり)
②中学1年 数学 標準問題集 3ステップ式
③最高水準特進問題集 数学1年

それぞれの問題集の特徴や内容についてのポイントをまとめてみました。

【基礎レベル】くもんの中学基礎がため100%中1数学 計算編

くもんの中学基礎がため100%中1数学(計算編)改訂新版 学習指導要領対応
くもんの中学基礎がため100%中1数学(関数・図形編)改訂新版 学習指導要領対応

この問題集は、数学が苦手な人向けの基礎を重視した問題集(ドリル)です。学校の授業だけでは基礎がまだしっかりと身についていない人におすすめです。

内容的には、くもん式の定番の勉強方法といえる「たくさんの問題を解く」という学習スタイルです。

学校の定期テストでも、高校受験の数学の問題でも、全部が難しい問題ばかりということはなく、基礎的な問題も出題されます。特に数学の場合、基礎をしっかりと学習しておけば、60点くらいは確実にとれるようになるはずです。

公立中学校の中間や期末など定期テストでの数学の点数でいえば、60〜70点をとりたい、というくらいのレベルだと思ってもらえれば分かりやすいと思います。

逆に、数学で90点以上の高得点を目標にしている人にとっては、くもんの基礎がための問題集では内容がちょっと簡単すぎるかもしれません。基礎の理解がある程度できている人には、次の「準問題集 3ステップ式」の方がオススメです。

くもんの中学基がため100%シリーズは、計算編と関数編と2つに分かれています。また、中1・中2・中3と学年別にも分かれていますので、定期テスト対策としても使いやすいです。

中学数学の学習は積み重ねが重要なので、中1の段階でつまづいて数学に苦手意識を持ってしまうと、中2、中3の成績にも大きく影響してしまいます。

中学1年の頃から早めに数学の基礎をしっかりと勉強して身につけておくことが、高校受験合格への近道だったりもします。

人によって目標とする高校の偏差値にも変わりますが、どのレベルであっても基礎は最重要です。基礎がなければ応用できませんからね。

【基礎から中級レベル】中学1年 数学 標準問題集: 3ステップ式

中学1年 数学 標準問題集: 3ステップ式 [ 中学教育研究会 ]

個人的に一番おすすめなのが、この3ステップ式の問題集です。

「どれを買えばいいか迷ったら、これを買っておけば間違いない」と言えるくらい、中学数学の問題集おすすめNo.1です!(ちなみにうちの中1の娘もこの3ステップ式の問題集を買いました。)

「よくわからない」「数学めんどくさい」と文句ばかり言っていた娘ですが、この3ステップ式の問題集をするようになって、2学期の期末テストで94点をとれました。直前の中間テストでは72点だったので一気に22点アップ!本人もうれしかったみたいです。

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内容や解き方が分かるようになってくると、数学の勉強も以前より楽しんで取り組めるようになってきているんじゃないかなぁ、と親目線で感じています。よく分からないことに取り組むのって、大人でもストレスですからね。

この「標準問題集: 3ステップ式」は、基礎・標準・実力と3段階のレベルの問題が載っていて、基礎レベルから順番に問題を解いていくことができるので、無理なく学力をアップさせることができます。

最初に紹介した「くもんの中学基礎がため100%」は基礎を徹底的に身につける内容ですが、この「標準問題集:3ステップ式」は、基礎レベルから標準・実力問題と段階的に学べるので、かなり使いやすいです。

公立中学校の中間や期末など定期テストでの数学の点数でいえば、60〜90点くらいをとりたい人が対象といえます(点数の幅が大きいのは、基礎・標準・実力と内容も幅広いのが理由です)。

数学の問題集選びで大切になるポイントは「自分のレベルに合っているか」という点です。数学の場合は、簡単すぎても難しすぎてもダメなので、問題集選びが難しいんですよね。

そういった点においても、この3ステップ式は基本的な内容から実力問題まで段階的に幅広く載っているので、「迷ったときはコレにしておけば、まず間違いない」と言えるくらいオススメです。

【上級レベル】最高水準特進問題集 数学1年 (中学最高水準問題集)

最高水準特進問題集数学 中学1年(中学最高水準問題集)

この問題集は、最高水準というだけあって難しい問題がたくさん載っています。私立難関高校・難関進学校の受験を考えている人におすすめの問題集です。

ひとつ前に紹介した「3ステップ式」は、問題数も結構しっかりとありますが、基礎レベルから標準・実力レベルと幅広い内容になっているので、難易度が高くて難しい問題をたくさん解きたい人には、難しい問題の数がちょっと物足りないかもしれません。そういう人にはこの「最高水準特進問題集 数学」がおすすめです。

どちらかというと、公立高校の入試対策というより、私立高校の難関校の入試対策という位置付けになるかと思います。偏差値でいえば65以上くらいでしょうか。

この問題集には公立高校の共通入試では出題されないくらいの難問が載っています。もちろん解説もかなりしっかりとした内容になっています。

数学が得意な人、難関校の受験を考えている人向けの問題集といえるので、基礎をかためたい人や公立高校の受験を考えている人には、ちょっと内容が難しすぎるかもしれません。

難関校の合格を目指す人には、ぜひ取り組んでみて欲しい定番も問題集です。

【上級編】塾で教える高校入試 数学 塾技100


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「自宅の近くに塾がない」「時間が合わない」「塾に行きたくない」など、理由はいろいろですが、進学塾に通わずに高校受験の勉強をする中学生もいると思います。

そういう「塾なし高校受験」の中学3年生で、難関私立高校や公立高校の上位校の合格を目指す場合には、この「塾で教える高校入試 数学 塾技100」の問題集がおすすめです。

塾に通うメリットの中に「学校では教えてくれない問題の解き方」などを身につけることができる、という点があります。

都立や県立など公立高校の場合は、基本的には学校の教科書で習う内容をもとに出題されますので、塾に行かなくても志望校合格を狙うことは可能です。

その上で、難関私立高校の受験を考えていたり、公立高校入試で数学で高得点をとって得点源にしたい、と考えている場合には、実際の入試問題よりも少しレベルの高い問題集で学習するのがおすすめです。

まとめ

中学1年の数学のおすすめ問題集/ドリルのポイントをまとめてみました。

基礎レベルの「くもんの中学基礎がため100% 計算編」、基礎から実力まで幅広い「標準問題集:3ステップ式」、ハイレベルな「最高水準特進問題集」といったところですね。

数学の問題集選びは、あまり難しすぎるとやる気をなくしてしまうので、それぞれの学習理解度、レベルにあわせたものを内容のものを選ぶことが大切です。

問題集を解くときは1回だけでなく、何度か繰り返し問題を解くことも大切です。反復学習が成績アップのコツですからね。

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