コーヒーやカフェイン、たばこも適応障害の原因に?
適応障害の主な原因はストレスですが、その他にも不安をおこしやすい身近なものがあります。
私たちの日常生活の中にも、不安感を誘発したり、高めたりする意外なものがあるのです。
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大きな環境の変化があって多少のストレスを感じている時は要注意です。
コーヒーやたばこが、動悸、息切れ、不安感を増長させる
なぜか心臓がドキドキしてきたとき、身近に原因となったものがないか、考えてみてください。
アルコール、カフェイン、たばこなどの嗜好品は、動悸、息切れ、不安感の原因になることがあります。
特にタバコは、急な禁煙をしようとするとうつ病を誘発することがあるので、禁煙はゆるやかに進める方がいいといえます。
また、気温が暑いと誰でもイライラしやすいものです。
暑さに対するストレスが、適応障害の不安感につながる可能性も否定できません。
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適応障害の身体症状を誘発する身近なもの
【炭酸ガス】
もともと炭酸ガスに敏感な人がいます。
呼吸が浅いと酸素が不足し、血中の炭酸ガス濃度が高まるので、パニックになることがあります。
【カフェイン】
個人差がありますが、カフェイン過敏性の人はかなり多くいます。
カフェインは動悸、息切れを誘発する場合があるので注意が必要です。
【コーヒー】
豆のカフェイン含有率は低いですが、コーヒーカップ一杯の抽出量は60〜200mgと多い。
【紅茶】
カフェインはカップ一杯で60〜80mg
【ほうじ茶】
カフェインはカップ一杯で40mg
まとめ
ストレスが適応障害の最大の原因ですが、そのストレスに対する強さ=ストレス耐性も要因のひとつです。
さらに、アルコールやコーヒー、たばこなどによる身体症状が、不安感を増大させて適応障害を誘発することもあります。
環境が大きく変化したときは、強いストレスを感じている時は注意しましょう。
◆この記事は、医療法人和楽会理事長、貝谷久宣先生執筆・監修の「適応障害のことがよくわかる本(講談社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。
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