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原因不明の腹痛、過敏性腸症候群の治し方は?仕事のストレスが原因?

重圧や緊張感から、腹痛を起こしやすい人がいます。

もしかしたら、過敏性腸症候群という病気かもしれません。

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仕事での会議や商談の緊張感にたえられずトイレが近くなり、落ち着いて仕事ができなくなってしまいます。

若い男性に多い過敏性腸症候群とは?

緊張して腹をこわし、トイレに行くのを我慢して、汗を流して耐えている・・・。

ストレスによって腹痛を起こす過敏性腸症候群は、若い男性に多い症状です。

過敏性腸症候群とは、心身症の一種です。

ストレスの影響が腸に出やすく、腹痛や便秘、下痢などの症状が日常化します。

腸に何か病気が起きているわけではないのに、腹痛や下痢がおさまりません。

症状が軽いうちはいいのですが、過敏性腸症候群をそのまま放置すると、別の心身症を併発したり、心配のあまりうつ病や不安障害に重症化する場合があります。

腹痛だから、と軽く考えず、改善策を考え治療する必要があります。

過敏性腸症候群はストレスや緊張が原因

過敏性腸症候群の原因は、ほとんどの場合、ストレスによる緊張で、仕事が終わって家に帰り、緊張から解放されると症状はおさまります。

過敏性腸症候群の最初の症状は、ストレスによる腹痛ですが、そのうち腹痛が気になって緊張し、緊張感が腹痛を悪化させるという悪循環になっていきます。

緊張によって腸がけいれんしたり、働きが乱れたりして、排泄週間が大きく崩れます。

過敏性腸症候群の仕事への影響

・会議、打ち合わせに出席できない
・腹痛で仕事の能率が落ちる
・勤務中に食事を満足にとれない

緊張のあまり何度もトイレへ

過敏性腸症候群の症状は、仕事での会議や打ち合わせ、電車やバスの乗り物など、動きのとれない環境で緊張すると腹痛におそわれます。

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トイレに駆け込み、用を足しても体調が落ち着かず、くり返し腹痛などの体調不良の症状が続きます。

緊張、恐怖、不安といった大きなストレスが、過敏性腸症候群の主な要因です。

過敏性腸症候群の治し方と対応方法

過敏性腸症候群の原因はストレスと緊張です。

仕事などの緊張感に慣れることが最前の解決策といえます。

慣れるまでの間、しばらくは薬を使うこともありますが、排便週間が戻るまでの期間限定の薬物療法になります。

胃腸薬、便秘薬は、悪習慣になりやすいので注意しましょう。

仕事を休み、家でのんびり休むことが治療につながります。

過敏性腸症候群の行動療法

行動療法が過敏性腸症候群の治療でおこなわれる場合があります。

行動療法では、緊張感の少ない状況からはじめて、徐々に慣れていく、という治し方をとります。

トイレに行ってもよいと考えると楽におこなえるでしょう。

過敏性腸症候群の人へのNGな言葉がけ

「おなかが痛いならトイレに行けば?」
「会議くらいで緊張するな!」

過敏性腸症候群の人は、ただでさえ腹痛を気にしているので、他人から指摘されると、さらに萎縮してしまいます。

おなかが弱い人はみんな過敏症?

世の中には、トイレが近い人はたくさんいますが、そのすべてが過敏症というわけではありません。

過敏性腸症候群の場合、腹を壊しやすいだけでなく、強い腹痛を伴う特徴があります。

緊張すると腹痛が生じ、用を足すと痛みがおさまります。

腹痛と緊張が深く関係していて、かつその状況が長期間にわたって続くのが過敏症です。

ただの腹痛と過敏性腸症候群の違いは?

【通常の腹痛】
便秘や下痢によって腹痛になる。
腸の状態がよくなれば、痛みはなくなる。
緊張感とはあまり関係がない。

【過敏性腸症候群】
便秘や下痢がある場合も、そうでない場合も、腹痛が起きる。
排便後に痛みが軽くなるが、緊張すると再発する。

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