花粉症の治療方法まとめ|薬物療法、レーザー治療、免疫療法
花粉症の症状といえば、目がかゆい、鼻がむずむずする、鼻水がひどい、くしゃみが多い、などが代表的な症状ですよね。
体質によっては、顔がかゆくなる、からだがかゆくなる、と「アトピー性皮膚炎にも似た症状があらわれる人もいます。
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アトピー性皮膚炎も花粉症も、アレルギー反応という点では同じくくりになるので似ている症状がでてもおかしくはありません。
花粉症の治療方法といっていくつか種類があります。
今回は、花粉症の治療方法の種類についてまとめてみました。
花粉症は自然治癒しない、治らない
花粉症の場合、一度花粉症になってしまうと自然治癒することはほとんどありません。
しかも、薬を飲んでも花粉症を完治させることはできません。
自然に治ることもない、薬で治るわけでもない、と花粉症は本当に困った病気なのです。
ただ、花粉症は季節ものなので、花粉が飛んでいる時期限定で目のかゆみや鼻づまりなどの症状に苦しめられますが、花粉が終わったあとはウソのように症状もおさまります。
人のよっては1〜2ヶ月の場合もあれば、複数の花粉にアレルギー反応をおこす場合はほぼ一年中というケースもあります。
花粉症の治療は花粉が飛び始める前からスタート
花粉症の治療で注意したいポイントは、花粉が飛び始める前から予防的に薬を飲むという方法です。
花粉症の症状が出てから治療を始めたのでは遅い、とよくいわれていますよね。
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少し早めに花粉症の薬を飲み始めることで、花粉のピークの時期でも強い症状を抑えることができ、結果的に薬を飲む量も少なくでき るメリットもあります。
花粉症の治療薬というと眠くなる副作用がひどい、といわれてきましたが、最近では眠気の出ない花粉症の薬も開発されてきています。
花粉症の薬物療法のポイント
・花粉症を治す目的ではない
・薬の効果で花粉症の症状をおさえる
・花粉が飛び始める前から薬を飲み始める
・点鼻薬や点眼薬を併用する
・眠気の副作用が有名だが、最近では新しく眠気の副作用がでない薬も開発されてきている
花粉症のレーザー治療のポイント
・鼻づまり症状がひどいときなど
・鼻の粘膜をレーザーで焼いて固めて、鼻づまりを軽減させる
・レーザー以外にも、高周波プラズマ、ラジオ波、トリコロール酢酸などを用いることもある
・薬が使えない妊婦、眠くなると困る受験生などにおすすめ
・効果は1シーズンのみ、毎年レーザー手術する必要がある
・入院する必要はない
花粉症の免疫療法のポイント
・免疫療法は減感作療法ともいう
・花粉のエキスを体内に入れる治療方法
・アレルギー反応を弱めていく方法
・長期的に通院する必要がある
・体内に直接抗原を入れるので強い副作用が出ることも
・根本的に花粉症を治せる
・効果は治療が終わったあとも続く
・特定の医療機関でしか受けれない
【まとめ】
花粉症の治療方法をまとめていると、手軽にできるのは薬物療法、鼻水や鼻づまりがひどいときはレーザー手術、時間がかかるけど根本的に治したいときは免疫療法、という感じかなと思いました。
手術や病院に通い続けることを考えると、薬の効果で症状をおさえられるのであれば、薬物療法が一番経済的で安心な気がしますね。
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