子供の花粉症治療は?市販薬や目薬、免疫治療について
むかしは花粉症は大人の病気といわれていましたが、最近では子供の花粉症患者の割合も増加してきているようです。
子供が花粉症になった場合、子供が小さいとマスクやメガネを嫌がることも多いので、花粉症対策が難しくなりがちです。
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また、大人と違って子供の花粉症の治療薬もあまり種類が多くなく、花粉症の症状を薬でコントロールすることも難しい面があります。
そこで、今回は、子供の花粉症の治療薬、目薬、免疫治療などについてまとめてみました。
子供の花粉症治療の目薬の種類は?
子供の花粉症の症状、目のかゆみなどの場合に使える市販の目薬にはどんな種類があるのか調べてみました。
大人用と違って子ども用の目薬がそこまで豊富ではなく、次のような目薬があるみたいです。
・アルガードこどもクリア(ロート製薬)
・こどもソフト(ロート製薬)生後4ヶ月から
・スマイルフレッシュキッズ(ライオン)4歳以上
・こどもアイリス(大正製薬)
ただ、これらの目薬はドラッグストアなどで販売されている市販薬になり、子供の花粉症専用の治療薬というわけではないので、花粉症治療専用の子ども用の目薬が欲しい場合には、近くの眼科を受診するようにしましょう。
子供の花粉症の市販薬の種類は?
子供の花粉症の市販薬の種類について調べてみました。
次のような薬が子供用の市販薬として販売されているようです。
・エスタックこども用鼻炎シロップ(エスエス製薬)生後3ヶ月から
・こどもパブロン鼻炎液S(大正製薬)生後3ヶ月から
・アルベンこども点鼻薬(中外製薬)2歳から
・ストナリニ・サット小児用(佐藤製薬)5歳からスポンサーリンク
薬を飲むときは、用法用量をきちんと守って飲むようにしてください。
また、子供は身体も小さく、大人用の薬を飲ませるのは危険です。
副作用が強くなるだけでなく、健康被害につながる可能性もあるので注意しましょう。
子供が花粉症?まずはアレルギー検査を
花粉症のシーズン、2月頃から5月頃までの時期に、目がかゆい、鼻水がでる、鼻づまりがひどい、くしゃみが止まらない、などの症状があらわれたからといっても、花粉症かどうかは分かりません。
何かの食物アレルギーかもしれませんし、イヌやネコなど動物アレルギーの可能性もありますし、ハウスダストのアレルギー反応かもしれません。
子供が花粉症になった、と早合点するのではなく、一度きちんとアレルギー検査をしておくことをおすすめします。
子供のアレルギー検査はだいたい3歳以上であれば実施可能なようです。
正しい対処法をとるためにも、何に対してのアレルギー反応なのか調べておく方がいいです。
子供の花粉症治療は免疫治療(減感作治療)がおすすめ
花粉症を完治する効果が期待できる治療方法は、免疫治療(減感作治療)だけといえます。
花粉症は自然治癒する病気ではないので、ある意味で一生付き合っていかなければならないものです。
大人が花粉症を発症した場合と、子供が花粉症を発症した場合を比較してみると、子供の方が長い人生ずっと花粉症のつらい症状に悩まされ続けることが予想されます。
そういう意味でも、早い時期から免疫治療(減感作治療)をおこなって、体質改善によって花粉症を克服してつらい症状から解放されることは、とても意味のある治療方法といえます。
子供の花粉症の免疫治療(減感作治療)は、6歳頃から受けることができるので、耳鼻咽喉科やアレルギー科で医師に相談してみることをおすすめします。
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