仕事のストレスで自律神経失調症に?症状・対応方法
心身ともに不調だが、原因がわからない。
疲れやストレス、悩み事によって、体調が悪くなることがありますが、そのなかには原因がはっきりしないものもあり、自律神経失調症と呼ばれます。
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自律神経失調症とは?
自律神経失調症とは、正式な病名ではありません。
神経の働きが乱れて身体症状が出ている場合につけられる、安定的な診断名が自律神経失調症です。
その後、症状がはっきりとして、あらためて別の病気と診断される場合があります。
神経の不調としかわからず、はっきりとした原因が分からないため、特別に対応をしないで我慢している人もいます。
確かに原因は分かりませんが、自律神経失調症の多くの場合は、ストレス対策をとることによって、症状が回復していきます。
原因が分からないとあきらめず、職場環境の改善とストレス軽減を考えてみましょう。
原因不明の頭痛や肩こりの症状も
自律神経失調症とは、神経系に何らかの異常が起きて、全身症状が出る病気です。
ほかの病気と併発することが多い傾向があります。
自律神経失調症の人は、しきりに体調不良を訴えますが、病院を受診しても検査で異常が見つかりません、
症状のあらわれた方はさまざまで、仕事先以外の場所で症状がでることもあります。
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自律神経失調症の症状の例
・頭痛
・不眠
・腹痛
・肩こり
・冷え性
・疲れ
・身体のだるさ
・元気がない
・めまい
・イライラしやすい
・情緒不安定
・動機
・息切れ
自律神経失調症の仕事への影響
・頭痛、腹痛などで仕事に集中できない
・身体が弱く、重要な仕事をこなせない
・つねに肩こりに悩まされている
自律神経失調症の原因はストレス?
自律神経失調症は、詳しい原因がわからない身体症状の総称です。
神経系になんらかの異常が起きて、身体の各機能に乱れが出た状態と考えられています。
仕事への不満やストレス、人間関係の悩みなどが、神経系の働きに悪影響を及ぼします。
その結果、内蔵や欠陥などの働きをコントロールしている自律神経が乱れ、いろいろな体調不良が引き起こされます。
自律神経失調症を治すための対応方法は?
自律神経失調症を治すためには、生活を見直し、ストレスを減らすことが第一です。
心理的な原因が多く、対症療法にはあまり期待できません。
体調不良がひどい場合を除いて、できる限り薬は使わないようにします。
自律神経失調症の症状の多くは、ストレスを減らすことで改善されます。
仕事自体を受け入れられるようになるか、再検討する必要がある場合もあります。
言いたいことを言える仕事環境に変えたら、自律神経失調症がすっかり治ってしまった、という人もいます。
自律神経失調症の人に言ってはいけない言葉
「薬を飲めば治るはず」
「仮病じゃないの?」
自律神経失調症は軽症のようで、簡単には治らない症状です。
軽く見るような言葉は、本人のストレスを増やすだけなので注意しましょう。
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