不安になりやすい病気?神経症型自律神経失調症の症状と対処法

いつもなら何も思わないようなことなのに、「事故が起きたらどうしよう」「いつ地震がおきるのだろう」「悪い病気かもしれない」と不安な感情が込み上げてしまって、、、という経験はありませんか?

不安になりやすい病気として、自律神経失調症のひとつ「神経症型自律神経失調症」があります。

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不安になりやすい病気?神経症型自律神経失調症

不安は、誰でも感じる感情のひとつです。

不安そのものは、人間的な心理反応であって、自分の身を守る自己防衛のための危険信号です。

不安は、動悸や冷や汗など交感神経の緊張による自律神経症状を引き起こします。

特に「神経症型自律神経失調症」では、神経質な性格でいつも体の変調に敏感で、ささいなことでも気になりやすく、不安になりやすい傾向がみられます。

不安な気持ちがさらに不安を呼んで、いつも心が緊張状態になっていませんか?

不安でいっぱいな心をリラックスさせて、ホッと一息つくことも大切です。

不安解消に効果のある手のツボ「大陵」

手にあるツボ「大陵(だいりょう)」は、不安から全身が緊張してきたときに効果があるツボです。

大陵のツボの位置は、手の内側、手首の横ジワの真ん中、手首を曲げる時に出る2本のすじの中間にあります。

反対の手の親指を大陵のツボに当てて、腕をつかむようにしてツボをグッグッと押し込みましょう。

3分間ほど、ツボを押す時は口から息を吐きながら行うとさらに効果的です。

抱き枕は効果的な不安解消グッズ

不安な気持ちが強い時は、布団に入って寝ようとしてもなかなか寝付けず、睡眠不足になりがちです。

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睡眠不足になると、心身の疲れがとれず、ストレスがたまりやすくなってしまい、さらに不安な感情を感じやすい、という悪循環になりかねません。

そんなときにオススメなグッズが「抱き枕」です。

ギューっと抱きつくのに最適な、あの長くて曲がりくねった形の抱き枕は、なんだか安心をあたえてくれるはずです。

抱き枕がない場合には、大きめのクッションに抱きついて寝るのもいいですね。

瞑想で心と体をリラックスさせる

ヨガの基本「心身一如」という考え方は、「心と体はひとつである」という考え方です。

ヨガは、ダイエットや健康法にもよく活用されていますが、ヨガ独特の動きや呼吸法が、心と体のバランスを整え、リラックス効果をもたらすからなのです。

不安な気持ちが強い時は、リラックス効果が高いヨガのポーズ「蓮華座(パトア・アーサナ)」=あぐらをかいて座る姿勢で、腹式呼吸を行うと、気持ちが楽になり、落ち着きを取り戻していきます。

【蓮華座(パトマ・アーサナ)のやりかた】
①あぐらをかいて座る
②下になっている足をもう一方の足の上に重ねる。キツイ場合はあぐらのままでも大丈夫。
③背筋をのばし、おへその前あたりで両手で円をつくり目を閉じる。

ハーブティーの香りで不安な気持ちを解消

ハーブティーは不安な感情を解消する効果があります。

ただぼんやりとハーブティーを飲むだけでもいいのですが、さらに効果をねらうなら、ハーブティーの香りや味を楽しみながらゆっくりと味わってみましょう。

ハーブティーの香りは大脳を刺激してリラックス効果をもたらしてくれますし、飲んだお茶は身体の悪い部位に働きかけてくれますよ。

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