ビタミンCだけがストレス解消効果のある栄養素?自律神経と食事

どこかで、ビタミンCはストレス解消に効果がある栄養素だ、と聞いた事があるかもしれません。

また、カルシウム不足はイライラしやすい、という話も有名ですが、本当のところはどうなのでしょうか。

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ビタミンC、ビタミンBでストレス解消

果物や野菜に多く含まれているビタミンCは、ストレスに対する抵抗力をつける効果があります。

また、仕事が忙しかったりすると外食が多くなったり、食事を抜いてしまうことも。

そうした食生活を続けていると、ビタミン不足になりがちです。

ビタミンCだけでなく、肉類やレバー、魚、卵などで、ビタミンBも積極的に摂取するようにして、ストレスに強い身体にしましょう。

カルシウム不足はイライラしやすい

よく「カルシウム不足はイライラしやすい」「怒りっぽいのはカルシウムが足りてないから」と言われます。

実は、カルシウムには、脳細胞の興奮を鎮める働きがあるのです。

また、カルシウム不足は骨粗しょう症の原因にもなります。

小魚、牛乳などの乳製品、海藻などにカルシウムは多く含まれています。

1日1本の牛乳と小魚、神経の緊張をやわらげてくれる海藻をしっかり食べるように心がけましょう。

女性は鉄分不足になりやすい、レバーで鉄分補給を

レバーに多く含まれる鉄分は、貧血予防、病気の抵抗力アップ、疲労防止と、まさに女性の味方の栄養素です。

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貧血になりやすい女性は特に鉄分を積極的にとるようにしましょう。

ただし、鉄分は食物繊維やタンニンと一緒にとると、吸収率が下がってしまうので注意してください。

鉄と相性が良い栄養素は、ビタミンCです。

ストレスにはタンパク質が効果的

残業や飲み会、夜更かしなど、ストレスの影響で生活リズムは乱れやすいものです。

そうしたとき、身体はエネルギー補給のためにタンパク質を必要としています。

タンパク質には、脳を活性化し、神経の働きを促進させ、精神的に安定させる効果があります。

タンパク質は、牛肉、豚肉、鶏肉、マグロ、カツオ、イカ、大豆、卵、乳製品に多く含まれています。

タンパク質の1日の必要摂取量は、女性で60g、男性で70g程度となっていて、タンパク質が不足すると貧血になったり、スタミナ低下、頭脳活動の低下などの症状が出やすくなります。

食事はよく噛んで食べることがやっぱり大切だった

食事はよく噛んで食べることが本当に大切です。

20回以上噛んで食べるのが理想的です。

よく噛むと唾液の分泌が促進されて消化吸収が良くなり、唾液の量が多くなり味覚も敏感になるメリットがあります。

胃壁への刺激もやわらぎ、胃にもやさしい効果があるのです。

また、噛む事は脳への刺激になり、活力を生み、心を落ち着かせてくれます。

精神的なストレスで胃を痛めて壊してしまう人も多いのですが、よく噛んで食べることで胃の病気を予防することができるのです。

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