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誰かに操られている気がする!?それって統合失調症の妄想症状かも

・誰かに何かをさせられている感じがする
・誰かに操られているような気がする
・頭の中をいじられた
・自分の考えが相手に伝わっている

このような内容のことを言っていると、もしかしたら統合失調症の疑いがあるかもしれません。

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統合失調症の症状「させられ体験」とは

統合失調症の症状のひとつに、自分の考えていることや行っていることが、自分の意志ではなく、第三者にさせられていると感じるケースがあります。

統合失調症の患者以外の家族やまわりの人からすると「妄想そのもの」なのですが、これを「させられ体験」と呼ばれています。

統合失調症の患者は、自分の頭の中に「誰かの考えが入ってくる」と言うことがあります。

自分の考えていることは、正体の分からない誰かに「考えさせられている」と信じて疑いません。

「誰かに操られている」と感じたり、「他人に考えを読まれている」と訴える人もいます。

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また、「頭の中をいじられている」といった、自分の身体に外部からの影響が及んでいると感じる人もいます。

その他にも「電波や特殊な装置によって行動や感情、欲求をコントロールされている」と感じることもあります。

統合失調症の「させられ体験」の種類

統合失調症では、自分の考えや行動が「正体の分からない誰かにさせられている」と感じることがあり、これを「させられ体験」といい、次のような種類にわけられます。

考えが外にでてしまう

周囲の人にわかってしまう
自分の頭の中はみんなに知られている
人に考えを読まれている

誰かの考えが頭の中に入ってくる
誰かに考えさせられている

身体の外からの影響が及ぶ

だれかに頭の中をいじられている

その他のさせられ体験

誰かに操られている
電波や特殊な装置によって行動や感情、欲求がコントロールされている

◆この記事は、東邦大学医学部精神神経医学講座主任教授、東邦大学医療センター大森病院メンタルヘルスセンター長である水野雅文先生執筆・監修の「ササっと分かる統合失調症(講談社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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