睡眠は時間より質を高めること!快眠でアンチエイジング効果も

私たち人間の体にとって「休息=睡眠」は、とても重要なものですよね。

睡眠というと、何時間寝ればいいのか、とついつい長さを気にしてしまいがちですが、良い睡眠は長さだけでなく「質」を高めることが重要なのです。

スポンサーリンク

良質な睡眠の目的は、脳を休ませること

睡眠の目的というと、身体の休息と思いがちですが、一番の目的は「脳を休ませること」です。

徹夜明けや睡眠不足だと、頭がボーッとして働かない、という経験は誰にでもあると思います。

頭がボーッとしてしまうのは、脳に休息が足りていないことが原因なんですね。

睡眠によって脳をちゃんと休ませてあげることで、脳に記憶した内容を整理整頓し、リセットしていく効果があります。

そのためにも、睡眠は眠りの長さ=時間だけでなく、「質」を高めることが大切になってくるのです。

質の悪い睡眠がイライラや集中できない原因に

眠りの質が悪いと、脳の疲れがとれない状態が続いてしまいます。

脳に疲れがたまっていると、ストレスに対しても抵抗力が弱くなってしまい、ささいなことでもストレスを感じてしまうようになります。

そうすると、イライラしやすくなったり、集中できなくなったり、身体がだるい、重い、といった身体症状が出てくるのです。

質の良い睡眠はアンチエイジング効果も

良質な睡眠は、若返り=アンチエイジング効果があるといえます。

質の高い睡眠は、脳と身体の疲れを回復させてくれ、ストレスを解消してくれます。

また、ぐっすりと深い眠りでよく寝ることで、成長ホルモンが活性化し、美容にも効果的ですよ。

スポンサーリンク

睡眠障害・不眠症の症状とは?

いろいろ工夫をしても眠れず、次のような症状がみられ、1ヶ月以上続いている場合には、睡眠障害・不眠症の可能性がありますので、早めに病院を受診することをオススメします。

①入眠困難
布団に入ってもなかなか眠れない

②中途覚醒
寝ていても目が覚めやすい、夜中に2回以上起きてしまう

③早朝覚醒
朝早くに目が覚めてしまい、その後は眠れない

④熟睡障害
朝目が覚めたとき、ぐっすい眠った感じがしない

理想的な睡眠時間は何時間?

よく聞く質問ですが、理想的な睡眠時間は何時間なのでしょうか。

いくら質を高めても、ある程度の長さの睡眠時間は必要です。

必要な睡眠時間は人によって個人差があり、中には睡眠時間3時間くらいと短くても大丈夫な人もいます。ショートスリーパーとしては、ナポレオンやエジソンが有名ですね。

逆に長い睡眠時間(9時間以上)が必要な人もいます。ロングスリーパーとしては、アインシュタインが有名です。

ただし、ショートスリーパーやロングスリーパーは多くても全体の1割以下で、残りの9割以上の平均的な人は、最低6時間の睡眠時間が必要だといわれています。

快眠に大切な生活環境とNG行動

次のような行動や生活習慣は、快眠を妨げるNG行動です。

・夕食後のコーヒーや紅茶
・お酒、アルコールの飲みすぎ
・夜遅くのパソコンやスマホ、携帯電話
・寝る直前の食事
・激しい運動
・熱い風呂

快眠に必要なポイントは次の5つです。

①朝起きたら日光(太陽の光)をたっぷり浴びる
②昼間は活動的に過ごす
③栄養バランスの良い食事
④寝る前は目に刺激を与えない
⑤よく眠れる環境を整える

スポンサーリンク