【発達障害の有名人・偉人】ピカソやエジソン、アインシュタインも?

発達障害はここ50年ほどで知られるようになってきたものですが、発達障害に当てはまる人はもっと昔の時代から実在していたと考えられます。

そこで今回は、発達障害だった有名人や歴史上の偉人について紹介したいと思います。

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発達障害だった有名人・歴史上の偉人

発達障害だったといわれる歴史上の偉人や有名人もかなり多いようです。その中でも、特に有名なのが次の偉人たちです。

アルバートアインシュタイン
レオナルド・ダ・ヴィンチ
パブロ・ピカソ
トーマス・エジソン

また、日本の歴史上の偉人や有名人では、織田信長や坂本龍馬も発達障害だったのではないか、といわれています。

アインシュタインも発達障害だった?

20世紀の大天才、相対性理論で有名な物理学者アルバート・アインシュタインも発達障害だったのではないかといわれています。

アインシュタインは、言葉を話し始めるのも3歳過ぎてからと遅く、学校でも劣等生だったそうです。担任教師はアインシュタインに対して、友達ができない、運動が苦手、質問いすぐ答えられない、と言っていたといわれています。

典型的な発達障害の特性がアインシュタインにみられていたようですね。

ただ、数学だけは他の教科とは違って特別優秀な成績だったようで、大学卒業後、アインシュタインは特許局で働きながら、夜は研究に熱中していました。

そのアインシュタインの能力に気づき、正しい評価をした教師や友人のおかげで、ノーベル賞を受賞し、アインシュタインは20世紀を代表する物理学者になったといわれています。

ダ・ヴィンチはLD学習障害だった?

発達障害だったといわれる歴史上の偉人の中に、レオナルド・ダ・ヴィンチがいます。

ダ・ヴィンチは、絵画の分野だけでなく、彫刻、建築など幅広い分野において才能を発揮しました。

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ダ・ヴィンチの逸話で有名なことのひとつに「メモ魔」だったといわれています。ただ、そのダ・ヴィンチのメモは、ほとんどが鏡文字で左右逆に書いていたそうです。

鏡文字は、LD学習障害の症状のひとつですね。

また、ダ・ヴィンチは文字を読むのが苦手、話すのも日がて、暗算で計算することもできない、といったように、発達障害にみられるワーキングメモリーの働きに問題があったと思われます。

ダ・ヴィンチがメモ魔だったのは、そうした弱点を補うためと考えられますね。

またダ・ヴィンチはその天才的な才能に加えてかなりのイケメンだったそうですが、コミュニケーションに問題があったことも影響してか、女性と親しい関係になることもなく、生涯独身だったといわれています。

ピカソはADHDだったかもしれない

画家の巨匠ピカソも発達障害だったと考えらています。

ピカソは子供の頃から落ち着きがなく、学校の授業中にじっと座っていることができず、うろうろと歩きまわったりしていたといわれています。

授業中にじっとできない、ADHDにみられる特徴ですね。

ピカソが通っていた学校では、ルールを守れない生徒の「おしおき部屋」のような独房みたいな部屋があったそうですが、ピカソはそのおしおき部屋なら自由に絵を描くことができると、わざとルール違反をしていたといわれています。

ピカソはなかなかの問題児だったみたいですね。

また、ピカソは物を捨てることができず、壊れた物でも捨てないため、部屋の中がガラクタで散らかり放題だったのですが、そのガラクタを集めてオブジェを作成することに熱中することもあったそうです。

こうした独創的なピカソの発想が、現代にまで数々の芸術作品を残す結果になったんですね。

発明王エジソンは ADHDとLD学習障害の併発だった?

発明王で知られるエジソンは、ADHDとLD学習障害の併存状態だったのではないか、といわれています。

小学校時代のエジソンは、先生の話は聞いていない、計算ができない、読み書きも困難、いつも妄想や空想している、という子ども時代だったそうです。

その一方でエジソンは先生に対して「なぜなの?」「どうして?」と質問攻めにするところがあり、たった3ヶ月で学校を辞めさせられたといわれています。

その後、エジソンは母親から家で勉強を学び、実験ばかりしていたといわれています。

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