【発達障害と仕事】ジョブコーチによる就労支援について

ジョブコーチは、障害がある人が一般企業でうまく仕事ができるように、障害者本人と事業主の両方に助言・指導を行い、職場環境を調整する役割を担っています。

発達障害の人の就労支援においても、ジョブコーチの制度が多く利用されています。

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発達障害の仕事|ジョブコーチとは?

ジョブコーチとは「職場適応援助者」の意味で、発達障害者支援センターや地域障害者職業センターがおこなっている支援事業の一種です。

コミュニケーション能力や社会性に問題があって職場にうまく馴染めない人や、普通のやり方では仕事がなかなか覚えられない人などに対して、ジョブコーチが会社に出向いて直接支援を行います。

発達障害の場合、見た目では障害の存在に気づかれにくいため、事業主や職場のまわりの人に対して発達障害についての理解を深めたり、本人の特性に応じた職場環境の改善を提案することもあります。

ジョブコーチによる就労支援について

ジョブコーチによる支援期間は、基本的には2〜4ヶ月となっています。

支援期間は長期間にわたるものではなく、支援回数や時間を少しずつ減らしていき、ジョブコーチの支援から会社の上司や同僚主体の支援へと移行していきます。

職場内での障害者の支援体制を整えていくことによって、障害者の職場定着を目指すのがジョブコーチ事業の本来の目的です。

ハローワーク、発達障害者支援センター、地域障害者職業センターに連絡すれば、ジョブコーチを依頼することができます。

仕事が続かない人にとって心強い味方になる

ジョブコーチは、仕事が長続きしない人にとって心強い味方になります。

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ジョブコーチは、本人にどんな能力があり、どんな問題があるかを把握し、本人の能力を伸ばしていくための指導方法を事業主にアドバイスします。

また、本人い対しては、仕事について、より効率的な方法を助言指導します。

発達障害者の中には、自分の欠点を上司に知られる、職場の同僚の前でジョブコーチの指導を受ける、ということに心理的抵抗を感じる人もいますが、職場の人の理解と支援を得ることができれば、退職や転職を繰り返すこともなくなることでしょう。

職場に適応し、安心して仕事を続けることができるようになるためにも、ジョブコーチは心強い味方になるのです。

ジョブコーチによる支援内容

ジョブコーチは、発達障害者と会社の間に入って、両方のメリットになるように適切な助言や指導、支援を行います。

ジョブコーチによる支援内容は、本人に対するものと事業主に対するものの2つに分けることができます。

本人に対する支援内容

本人に対するジョブコーチの支援は、職場への適応方法やコミュニケーションのしかた、ルールなどの指導が中心です。

・挨拶やビジネスマナー、職場でのコミュニケーション方法の指導助言
・社内ルールを守ることや規則正しい生活リズムを整えることなど、基礎的な習慣に対する助言指導
・仕事の内容理解、作業遂行能力の向上、作業態度の改善など

事業主に対する支援内容

事業主(会社)に対するジョブコーチの支援は、発達障害者本人ができることやできないことを伝え、理解を深めること、対応方法などの助言が中心になります。

・発達障害に関する正しい知識、理解の支援
・対応方法や医療期間との連携などのサポート
・仕事内容、作業方法などに関する助言
・指導方法や作業ミスの改善などのアドバイス
・注意の仕方や、障害への偏見を改善

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