定年後の夫へのストレスでうつ病に?夫源病・ストレス症候群も
定年退職後の男性がかかりやすい心の病や、退職してからすることがなく家にいる夫へのストレスで妻がうつ病などの精神疾患になる例が近年増えてきています。
定年後にかかりやすい心の病気
・老年期うつ病
・認知症
・亭主在宅ストレス症候群(主人在宅ストレス症候群・夫源病)
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夫がストレスで妻がうつ病に?
妻が定年退職後に家にいる夫の姿にストレスを感じ、うつ病や心身症などにかかることがあります。
これを「夫源病」「主人在宅ストレス症候群」「亭主在宅ストレス症候群」などと呼びます。
夫は仕事がないことがストレスに
夫が仕事をしていた現役時代は心も身体も健康そのものだった人が、退職後に心の病気にかかることがあります。
男性が定年退職し、職場を離れたことで、仕事をする達成感が味わえなくなり、生きがいを失ってしまうのです。
状態が深刻になると、うつ病にかかり、老年期うつ病と呼ばれる症状です。
人間関係の希薄さにショックを受けることも
会社を定年退職して職場を離れると、仕事だけではなく、仕事仲間も失います。
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仕事に打ち込んできた人は退職すると、元同僚・かつての仕事仲間と顔を合わせる機会がグンと減り、人づきあいの少ない生活になりがちです。
やることがない、という状況に陥り、寂しさや苦しさといったストレスを感じ、自分を見失ってしまう人も少なくありません。
そういった経緯で、自分の人生は何だったのかと考え気力を失うことがあります。
中には認知症にかかったり、自殺願望を持つようになる人もいます。
定年退職後の心の病気の予防対策の方法は?
妻が夫のストレスでうつ病やストレス障害になったり、老年期うつ病の発症を予防し防ぐために、どのような対策や方法があるのでしょうか。
定年退職後の夫は、収入にこだわらずに仕事を続けたり、地域のポランティア活動に参加するなどして、定年退職後も人生の目標や生きがいを持ち続けることが大切です。
働くこと、仕事をすることが生きがいだった人にとっては、社会的な健康が必要です。
定年後も活動や息抜きをするよう、周囲からもすすめましょう。
夫が定年退職後にすることがなく、ずっと家にいる、という状態が解消され、妻のストレスも軽減され、夫婦とも身体的にも精神的にも健康な状態を保てるような工夫・対策が大切です。
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