強迫性障害(神経症)は何科を受診すればいい?
強迫性障害を長期間放っておくと、患者本人だけでなく、親や家族、恋人や友人など、周囲の人も症状に巻き込まれて疲れきってしまいます。
そうなる前に、症状について悩みがあるなら、手遅れになる前に病院への受診を考えてみましょう。
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適切な治療を受けることによって、強迫症状は回復します。
病院の受診から治療までの流れ、強迫性障害の治療でどのようなことがおこなわれるのでしょうか。
強迫性障害の受診は精神科・精神神経科
強迫性障害は、心の病気を扱う精神科や精神神経科を受診して治療するのがベストです。
医師による専門的な治療を受けることで、改善し完治する期待は大きくなります。
精神科・神経科・心療内科の違い
心の病気や神経系の病気を扱う診察科は複数あり、それぞれに専門とする内容は違います。
精神科・精神神経科
精神科・精神神経科では、強迫性障害をはじめとする心の病気を専門に診ている。薬物療法はもちろん、病院によっては認知行動療法もおこなっている。
心療内科
心療内科では、心の問題が身体の症状の背景にあると考えられる病気を扱っている。強迫性障害の治療も受けられる。
神経内科
神経内科とは、脳や脊髄、末梢神経などの神経系の病気を診る診療科で、原則的に心の病気は扱っていない。
心理相談室・カウンセリング
カウンセリングをおこなっている相談機関では、臨床心理士などの資格を持つカウンセラーが対応するのが一般的。カウンセラーは医師ではないので、診断や投薬はできない。医師の指示のもとで認知行動療法を担当することもあるが、専門的な治療家はまだ多くない。
適切な強迫性障害の治療を受けるために
近年、日本国内での強迫性障害の治療は大きく進歩しています。
しかし、適切な治療を受けているのは強迫性障害の患者のごく一部にすぎないという報告もあります。
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例えば、過剰な洗浄による手荒れを皮膚科で治療しているだけで強迫症状自体は放置されているケースなどもあります。
適切な受診先を選ぶことは、適切な治療を受けるための第一歩になることを心しておきましょう。
病院・受診先の選び方
強迫性障害は精神科を受診すること、と言っても、医療機関(病院)のタイプはいろいろあり、治療の得意分野も様々です。
病院によっては、精神科や精神神経科と表現が違う場合もあるので、何科でどんな病気を診てくれるのか、病院の受付で質問してみるのもよいでしょう。
強迫性障害の治療に習熟した治療者(医師)がいる医療機関を選ぶことが大切です。
①強迫性障害のことをよく知っている
強迫性障害の治療は、薬物療法と精神療法の一種である認知行動療法の二本柱が効果的とされている。薬を処方するだけでなく、精神療法(認知行動療法・カウンセリング等)にも力を入れているところがよい。
②治療方針がしっかりしている
医師が、どのように治療していくか、治療方針をしっかり立て、分かりやすく説明してくれるところがよい。
③医師と信頼関係を育てられる
強迫性障害の治療中は、定期的に医師との面談をくり返す。患者の話をきちんと聞ける医師、患者本人が信頼感を持てる医師がベスト。
④その他のポイント
・良い評判が多い
・家の近くで通院しやすい
・病院、クリニックの雰囲気が良い
・必要に応じてカウンセラーを紹介してくれる
ドクターショッピングはほどほどに
いざ受診してみると、どうも相性が悪いように思えたり、強迫性障害の治療がなかなか進展しないように感じられることがあるかもしれません。
そんなときには、病院・受診先を変えることが、治療効果につながる場合もあります。
しかし、自分の思い描く通りの医師と治療を求め、次から次へ医療機関を渡り歩くドクターショッピングを続けていては、きちんとした治療につながらず、回復が遠のいてしまいます。
ある程度納得できたら、腰を据えて強迫性障害の治療に取り組むことが大切です。
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