対称性の強迫性障害とは?文章が読めない、書けないことも
物事の正確さや対称性に極度にこだわる人がいても、珍しいことではありません。
しかし、強迫性障害の場合、こだわりが高じて強くとらわれてしまい、本来の目的が果たせなくなります。
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対象の強迫性障害【具体例】
文章の正しい理解にこだわる、何度も同じ文章を読み返す、なかなか先へすすめず楽しめない、という17歳の高校生。
言葉の意味や文章の内容を正しく理解することにこだわりがあり、少しでも納得がいかないところがあると、何度も読み返したりして、文章を先へと読み進められなくなります。
勉強をしていても、読書をしていても、一度気になると納得できるまで前へ進めないので、とても時間がかかってしまいます。
本が読めない?強迫性障害(読書恐怖症)
読書をしていても、言葉の意味や内容が少しでも気になると、なかなか読み進められなくて困ってしまいます。
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言葉の意味や文の内容を、正確に理解できているかどうか、気になって仕方がない。
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教科書を読むのにも時間がかかり、学校生活に影響がでる。
その他の具体例
・納得がいくまで字を書き直す
・本屋文具など、物の置き方にこだわる
身体・病気のタイプ
体調や病気にひどくこだわってしまう。
自分の体調や病気は、誰もが気になるもの。
しかし、強迫性障害では、検査で何度「異常なし」と出ても不安でたまりません。
安心を求めて、検査をくり返してしまいます
【実例】
ただの検査なのに何度も検査を受ける、25歳の会社員。
体調や病気に細かくこだわりがちです。
「首が曲がっているのでは?」と気になり、何度も鏡で確認したり、病気を心配して、ひんぱんに病院で検査を受けています。
結果が「異常なし」「心配ない」と出ても、しばらくするとまた不安になり、自分の身体に異常があるのではないかと気になり、確認や検査をくり返すのです。
その他の例
・特定の病気(ガンやエイズなど)にかかっていることを心配して、くり返し検査を受ける。
・食べた物を吐くイメージがひんぱんに浮かんで、食事が苦手になる。
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