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無邪気な子どもだって、ときには困難や問題を抱えて悩んでしまうこともあります。

その悩みが、大人にとってみれば些細なことであっても、子どもにとってみれば「大問題」だったりすることもありますよね。

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今回は、子どもの悩みを聴くときに絶対にやってはいけない4つのこと、についてお伝えします。

子どもの悩みを聴くときに、絶対にやってはいけない4つのこと

子どもの悩みや話を聴くときに、絶対にやってはいけないことが4つあります。

どんなことに注意しなければならないのか、やってはいけないことについて、それぞれみていきましょう。

子どものことを信頼しない

子どもの言動や行動を見ていると、成長しよう・上手なろうと思っているようには感じられない、という状態であっても、「成長したい」「上手くなりたい」といった「もっと良くなりたい」という想いや欲求は、子どもの心の中にちゃんとあるのです。

そのことをちゃんと信頼してあげてください。

上手くなりたいという想いは持っているのだけど、ちょっとつまずいたり、壁にぶち当たったりして、一時的に自信や・やる気が低くなっているのです。

その「一時的な状態」が子どもの本音だ、と勘違いしてしまうのは、もったいないですよね。

子どものことを信頼し、子どもが自分の力で立ち上がり再び歩んでいくことを支えてあげることを支えていく、そんなコミュニケーションって素敵ですよね。

子どもの気持ちをちゃんと聴かない

ルールはこうだから、こう決まっているから、道徳的に正しいのはこっちだから、といった理性的なコミュニケーションばかりだと、子どもの心の成長にとっては悪影響となってしまいます。

子どもがどんな感情なのか、についてちゃんと聴かずに、理性的な関わりばかりしていると・・・

「私の話を聴いてくれない」

「私の気持ちを全然分かってくれない」

「私のことになんて興味がないんだ」

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と子どもが思ってしまったりするのです。

こうなると、子どもとの間における信頼関係はどんどん崩れていってしまいます。

子どもの気持ちをちゃんと聴くことは、子どもの心を安定した心へと成長させることにつながり、子どもとの間の信頼関係をより良くさせることにもつながっているのです。

昔はこうだった、と過去のことをとりあげる

前は○○だったのに、どうしてできないの!?

「昔は・・・」「以前は・・・」と過去のことを取り上げてばかりいると、子どもは「今の自分はダメ」と思うようになり、ひいては子ども自身が「自分の存在を否定する」ことになってしまいます。

どんどんその自己否定がすすんでいくと、最終的には「私なんて生きている意味がない」と考えるようになってしまいます。

過去や昔のことにフォーカスするのではなく、今この瞬間の子ども、現在のその子の状況を観てあげること、感情や気持ちを聴いてあげること、を大切にするようにしてください。

結果ばかりを重要視する

結果ばかり重要視したコミュニケーションは、子どもをどんどん消極的にさせていきます。

上手にすること、いい点をとること、失敗せずにやること、を求められ続けると、失敗することに対して怖れを抱くようになり、チャレンジすることを避けるようになるのです。

チャレンジすると失敗する可能性も出てくるわけでから、もし失敗するかもしれないのなら最初からやらない方がマシだ、という風に思ってしまいます。

確かに結果も大切ですが、それよりもプロセス=過程を重要視するように心がけてみてください。

結果はどうあれ、取り組んだ姿勢を重要視する、ということですね。

思い通りの結果は手に入らなくても、チャレンジしたことが価値があり大切なのだ、という関わりです。

そうすることで、子どもは失敗を恐れず、自らチャレンジしていくという前向きな心を手に入れていくことでしょう。

まとめ

子どもの悩みを聴くときに大切な4つのこと

  1. 子どもを信頼すること
  2. 理性的な関わりではなく、子どもの心に寄り添うこと
  3. 過去や昔ではなく、今の子どもをちゃんと観ること
  4. 結果ではなく、過程=プロセスを重要視すること

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