うつ病も多い、テクノストレス症候群とは?症状・対策・解消法
パソコン作業が多く、感情が乏しくなった。。。
会話が少なく、パソコンのモニターに向かうことの多い職場では、コミュニケーション能力の低さが問題になりがちです。
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テクノストレス症候群とは?
テクノストレス症候群とは、パソコン等の機械を原因とするストレス対策症状を意味します。
テクノストレスとは、全般をさす名称で、正式な病名ではありません。
パソコンでの作業が増えれば増えるほど、それに関する心の病気も増えてきています。
一番多い問題は、パソコンなどの機械に向き合う時間が多すぎて、ストレスがたまり、心身症になることです。
テクノストレス症候群の主な症状
テクノストレス症候群の症状は、精神症状と身体症状の2つがあります。
精神症状には、うつ病や不安、対人居宇津などがあり、仕事のノルマや同僚との交流を恐れて気持ちに不安がなくなります。
また、身体症状では、眼精疲労、頭痛、肩こり、倦怠感などがみられ、同じ姿勢で作業を続けるような仕事環境では特に多いです。
コミュニケーションに問題があるテクノストレス
テクノストレス症候群の症状には、心身症とコミュニケーション不全が多くみられます。
頭痛や腹痛などの一般的な症状も出ますが、テクノストレスではそれに加えて、コミュニケーションの問題が起きやすくなっています。
コンピューターの画一的な反応に慣れてしまった影響で、リアルな人間と対面するときに、極度に緊張してしまうのです。
生活パターンを変えて、対話に慣れていくことがいちばんの解決法です。
パソコンが苦手なテクノストレスも
テクノストレス症候群には、パソコン等の機械に依存するタイプの他に、パソコンなどの機械に不安を感じるタイプもあります。
パソコンの使い方が分からず、周囲のついていけないストレスを感じて心身症になる例もあります。
作業内容を変えたり、ていねいに教えたりして、うつ病に悪化しないようにサポートすることが大切です。
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人と接する仕事ができなくなる
テクノストレス症候群の人は、パソコンの操作にはめっぽう詳しく、ノルマを素早くこなせます。
ひとりでパソコンに向かっている分には問題がありません。
しかし、リアルな人と話し合い、共同作業をする仕事になると、途端に調子が悪くなります。
例えば、新入社員に対して直接指導するなどの仕事は、緊張してできない場合があります。
テクノストレス症候群の仕事への影響
・同僚とうまく交流できない
・生活リズムが乱れ、体調不良に
・人と共同作業をすると心身症になる
テクノストレス症候群の原因について
テクノストレス症候群の原因について、ライフスタイルの偏りが心身に悪影響をおよぼしているからだと考えられています。
リアルな人との交流の少なさが心を疲れさせ、精神症状を引き起こします。
また、身体にも疲れがたまりやすくなります。
テクノストレスの解消法
テクノストレスそのものは軽症でも、見過ごすことでほかの心の病気を発症する場合があります。
【対症療法】
身体症状が重い場合は、病院を受診して治療する。
頭痛、不眠などは心の病気をまねくので、とくに注意が必要。
【環境改善】
個々の机にしきりがある、会話ができないなど、閉塞感のある環境を見直す。
休憩時間を利用して人と話す機会を増やす。
【うつ対策】
仕事へのストレスや対人恐怖がうつ病に発展することがないように、早めに生活や環境を改善する。
テクノストレス症候群の対策について
テクノストレス症候群は、多くの場合、交流する経験を増やすことで改善します。
人との対話やコミュニケーション、感情表現を恐れていてはmいつまでも治りません。
少しずつでもコミュニケーションをとるよう、自分を変えていく必要があります。
テクノストレス症候群の人に言ってはいけない言葉
「新人の指導くらいできなくてどうするんだ」
「恥ずかしがってないで、しっかりしろ」
すぐに対応することを求めるのは酷なことですので、少しずつでも対応を、と指示したいものです。
テクノストレスの人が出勤できるようになるために
・仕事の内容を見直す
・精神症状、身体症状を治療
・仕事仲間との交流を増やす
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