カウンセリングでチックは治る?不安やストレスを軽減
チックの子ども本人や親などの家族の不安、ストレスが強いときや、症状をめぐる問題に本人が悩んでいるときなどは、カウンセリング等の心理的治療が有効です。
カウンセリングは薬物療法とあわせておこなうことも可能です。
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チック症のカウンセリング、心理的治療の意味
チックに対する心理的治療(カウンセリング等)は、一部の行動療法をのぞいては、直接チックの症状を軽減させることが目的ではありません。
症状をめぐって生じる問題に悩み、不安や緊張感、ストレスに苦しむ親子の気持ちを軽くし、支えていくという点に意味があります。
チックについて正しい知識を得て理解し、不安を軽くすることも、広い意味では心理的な治療といえるでしょう。
心理的治療の効果は?
軽いチックでは、心理的治療で症状がやわらぐ例もあります。
ただ、もともとチックは自然経過の中で軽減し、時間とともに完治していくものなので、どこまでが治療の効果かハッキリしない点はあります。
また、子ども本人や家族の不安が強いとき、ストレスが大きいときには過心理的治療の効果性が期待できます。
ただし、トゥレット症候群のような重症なチックを軽減させる効果は期待できません。
チックのことで悩んでいる本人や家族を支えていく役割は大きいといえます。
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学校を休ませるか、治療を受けるか?
心理的治療というと、さほど重要性を感じない人もいます。
また、治療で学校を休ませるかどうかで悩むこともあります。
チックの子ども本人、親のストレスの度合いで判断するとよいでしょう。
支持的心理療法(カウンセリング)
支持的心理療法(カウンセリング)とは、治療者は本人や家族の訴えに耳を傾け、それを理解し受け入れるのが基本です。
治療者は苦痛や悩みが何によるものかを説明しながら、本人や家族自身が解決策を具体的に導き出せるように支えていきます、
通常の治療の中で、医師に悩みを訴えたり、医師から説明を受けたりすることも、支持的心理療法にあたります。
遊戯療法
子どもは、言葉で自分のこころの状態を表現するのは難しいものです。
遊戯療法とは、こころの問題について話し合う代わりに、治療者が子どもと一緒に遊び、遊びを通じてこころの状態を理解し、解決策を探していく方法です。
主に12歳以下の子に対しておこなわれます。
箱庭療法
箱庭療法とは、砂を敷いた長方形の箱の中に 建物や人形、乗り物などのおもちゃを並べるなど、本人が自由に遊ぶ様子を治療者が見守る方法です。
箱庭の中に表現された世界を通じて、治療者は本人の心の状態をつかんでいきます。
自閉症の子どもなどにも用いらる療法になります。
その他の心理療法
治療者と対話を重ねるカウンセリングのほか、いろいろな方法があります。
不適切な行動のもとにあるものごとのとらえ方(認知のしかた)を修正していこうとする認知療法や、適切な行動のしかたを学ぶ行動療法もその一種です。
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