アスペルガー症候群は治療で治る病気なの?
「アスペルガー症候群という病気は治る病気なの?」という疑問を持つ親や大人が多いようです。
アスペルガー症候群は、発達障害のひとつであって病気ではありません。
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アスペルガーの子どもは、イメージ力や想像力、コミュニケーション能力の低さや社会性の乏しさがある一方で、記憶力や正確性などの点では優れている場合がよくみられます。
そういったアスペルガー症候群の人が持つ特性は、治すべきものではなく、ひとつの個性としてとらえるべきものです。
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本当に必要なのは治療ではなく、アスペルガー症候群という発達障害とちゃんと向き合い、子どもの長所を伸ばすように生活を送っていくことです。
アスペルガー症候群は「治す」のではなく「対応」していく
子どもたちは、ひとりひとり違う個性をもって生まれてきています。
同じアスペルガー症候群の子どもの中にも、それぞれ様々な性格、特性の子がいます。
子どもが持つ個性を見極め、その特徴、特性にあった対応をしていくことが大切です。
「アスペルガー」という枠に子どもを当てはめて、一辺倒に考えるのはやめましょう。
まず、子どものありのままの姿を受け入れることからスタートします。
子どもに寄り添うように、大人が歩み寄って対応していきます。
そのときに、アスペルガー症候群の一般的な対応法が参考になると考えてください。
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