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放置すると重症化してしまう強迫性障害

強迫性障害(強迫神経症)は、症状を放っておくと重症になりやすい傾向が高い病気です。

強迫性障害の割合と人数

一生のうちに強迫性障害にかかる確率は、ほかの病気(不安障害やうつ病など)ほど高い割合ではありません。

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ですが、強迫性障害(強迫神経症)の発症割合(人数)は、全体の約2%となっていて多くの人が強迫症状に苦しんでいることがわかっています。

【生涯有病率の割合】

・強迫性障害 1.6%
・パニック障害 4.7%
・社会恐怖 12.1%
・うつ病 16.6%

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強迫性障害は重症患者の割合が高い

強迫性障害(強迫神経症)は、いったん発病すると重症になりやすい特徴があります。

一年間の病状データをみると、強迫性障害の患者のうち約50%は重症で、軽症は14%の割合にすぎないという報告があります。

重症患者の割合

・強迫性障害 50.6%
・パニック障害 44.8%
・社会恐怖 29.9%
・うつ病 30.4%

放置すると重症になりやすい強迫性障害

強迫性障害の患者が重症化しやすい理由のひとつに、強迫症状が現れてもなかなか受診せず、治療が遅くなることがあげられます。

強迫症状を改善し克服するためには、早く治療を開始することが必要です。

「こんなことで?」とためらわず、早めに病院を受診するようにしましょう。

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