食べ物依存症(むちゃ食い症候群)とは?症状と原因について
「やせたら人に愛される」
「やせたらすべてうまくいく」
そんな思い込みは、絶望感や寂しさ、無力感の裏返しでもあります。
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食べては吐くを繰り返す、依存症のひとつ、食べ物依存(むちゃ食い症候群)は、なぜ起こるのでしょうか。
食べ物依存症・むちゃ食い症候群とは?
食べ物を大量にとることで、食べることで一時的に満たされた気持ちになる、という食行動が週に2回以上、期間として3ヶ月以上続くと、食べ物依存症・むちゃ食い依存と診断されます。
食べ物依存症(むちゃ食い依存症)は、多くの場合、ダイエットがきっかけとなり、半年ほどたった頃から、そのダイエットの反動で底なしの食欲がわき、食べた後に吐くことを繰り返すようになります。
なかには吐きすぎてノドから出血したり、胃酸のため歯がボロボロになる人もいますが、それでも過食行為をやめられません。
過食を繰り返す食べ物依存症(むちゃ食い症候群)の悪循環
むちゃ食い、過食で食べるのが止まらない
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太るのが心配で吐く
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もう二度としないと後悔する
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決心が緊張を高めストレスになる
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むちゃ食い、過食を繰り返す
食べ物依存症(むちゃ食い症候群)の症状
【突然食欲がわき、抑えられない】
手当たりしだい食べ物を口に入れ、足りなければ勝ってきても食べ続ける。
【満腹感がしない】
いくら食べても満足しない。食べることに疲れてようやくやめる。
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【自己嫌悪に陥る】
太ることが心配になり、無茶食いをした後に後悔する。むなしくなり、うつ気分になる人もいる。
【食べたものを無理に吐く】
食べた後、口に指を入れて無理に吐く。下剤や利尿剤を使う人もいる。多くは、カリウム欠乏など電解質バランスが崩れ、身体を壊すことになる。
食べ物依存症(むちゃ食い症候群)の原因は?
【自分をほめてもらいたい】
劣等感が強く、やせることで評価されたい。
【良い子でいたい】
子どもの頃から期待され続け、完璧な大人を目指す。
【満点だけが正しい】
目標が高く、失敗したら無になると思い込んでいる。
【空虚感】
心に満たされない感じがいつもある。
摂食障害「過食症」ともいう食べ物依存症(むちゃ食い症候群)
過食は、大量に食べ続けることをいうのに対して、拒食は食事を控えます。
過食症と拒食症は、症状としてはまったく正反対の現象ですが、どちらも食行動の以上で心の病気です。
両方をあわせて「摂食障害」といい、過食と拒食が交互に起こることもあります。
食べ物依存症(むちゃ食い症候群)の例
27歳の女性のケース。
ある日、鏡を見て「私、太った?」と思い、ショックでダイエットを始めました。
食事を少なくしてるせいか、深夜になると無茶食いをしてしまいます。
こんな生活はよくないと思っても、なかなかやめられません。
彼女を客観的に見ると、太っているわけではありません。
深夜、冷蔵庫のものをすべて食べつくし、足りないのでコンビニでお菓子やパン、アイス、おにぎりなど買い込みます。
一気に食べた後は、太りたくないために、トイレで吐く、という行為を繰り返してしまいます。
【悩み】
やせたい
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