LD(学習障害)の割合・人数は?兆候やサインはどんなの?

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LD(学習障害)の割合・人数は?兆候やサインはどんなの?

近年、特に小学校や中学校の教育現場を中心として、LD=学習障害についての理解が求められています。

日本国内において、LD=学習障害の特徴を持つ子供の割合、人数はどれくらいなのでしょうか?

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LD=学習障害の割合、人数はどれくらい?

日本でのLD=学習障害という言葉は、この10年ほどでようやく知られるようになってきた言葉です。

ですが、LD=学習障害の特徴のあてはまる子供は昔からたくさんいました。

しかし、昔の日本では、LD=学習障害の子供が学校などで教育支援を受けられる制度が整っておらず、教室の中に埋もれた問題となっていたのです。

2005年の文部科学省の調査では、一般の小学校、中学校の通常学級の中でLD=学習障害の疑いがある子供の割合は、全体の4.5%を占めているというデータがあります。

4.5%ということは、だいたい20人に一人くらいはLD=学習障害の特徴がある計算になるので、平均するとクラスに1〜2人は何らかのLD=学習障害の子供が存在しています。

子供のLD=学習障害は、決して小さい問題ではないのです。

子供のLD=学習障害の兆候やサインは?

子供がLD=学習障害であるということに、学校に通いはじめてから気づくことも多いようです。

LD=学習障害の状態は子供によって個人差が大きく、その兆候やサインも様々です。

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幼児期から話し始めるのが遅いなどのサインが見られる子供もいれば、幼児期にはあまりLDの特徴が目立たず、小学校に行くようになってから問題がみえてくる場合もあります。

周りの大人がLD=学習障害の存在に早めに気づくことができれば、早いうちから適切なサポートを受けることができるので、子供を注意深く観察してみましょう。

幼児期に感じるLD=学習障害の兆候(サイン)

小さな子供は、日々たくさんのことを吸収して大きくなります。

LD=学習障害の子供では、幼児期くらいからLD=学習障害の兆候(サイン)が少しずつあらわれてくることが多いようです。

【例】
・言葉を覚えるのが遅い
・文字を覚えない、正しく書けない
・不器用
・よく転んだりする

他にも、折り紙をする、ひもを結ぶ、ボタンをとめるなど、日常的な動作がなかなか上手にならないといった兆候があらわれる子供もいます。

小学校でみられるLD=学習障害の兆候(サイン)

小学校に通うようになると、国語や算数など特定の授業についていけないなど、他の子供との学力に差が出てきたり、集団生活に馴染めないなど、幼児期とは違う問題がみえてきます。

・やる気はあるのに、なかなか勉強についていけない

サボっているわけではないのに、周りの子供と同じ方法ではなかなか身につかないため、学力が伸びません。

・クラスメイトとのトラブルが多い

人づきあいが苦手で友達もできにくい、集団生活のルールになじめないなど「学習」以外の問題をかかえる子供もたくさんいます。

がんばってもわからない状態が続くと、次第にやる気がなくなってしまうという二次的な問題も出てきます。

◆この記事は、教育心理学者、東京学芸大学名誉教授である上野一彦先生執筆・監修の「LD(学習障害)のすべてがわかる本(講談社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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