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子どもがLD(学習障害)、家庭でのしつけのポイントは?

家庭で身につけたしつけ、良い生活習慣は社会性、自主性を育て、子どもの強さとなります。

LD(学習障害)だからといって家庭に勉強を無理に持ち込まず、勉強は学校にある程度は任せて、家庭だからこそできることに目を向けましょう。

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家庭だからこそできる学びを大切に

LD(学習障害)の子どもを家庭でも勉強させれば学力が伸びるはず、そう考える親はたくさんいます。

しかし、子どもにあった方法で教えなければ、長時間机に向かっていても成果はあまり上がらず、子どもはつらい思いをするだけです。

家では、宿題、自習課題などをきちんとやる習慣をつけるにとどめ、むしろ勉強以外の経験、学びを深める機会を大切にしましょう。

LD(学習障害)の学習の遅れに気をとられすぎないこと

小さな子どもにとって、家庭は学校と違う大切な学びの場です。

基本的なしつけ、手伝い、規則正しい生活、どれも子どもにとっては自立に欠かせない貴重な知恵を育みます。

生兵法はケガを招きかねない

子どもの認知のくせに合わせて教えないと、成果は上がらず、苦痛だけを味わわせかねません。

親が学習した方法が、子どもに合っているとは限りません。

つまらない

学校でも、家でも、勉強ばかりでは楽しくありません。

混乱

学校で習った方法と家で教えるやり方が違っていると、子どもは混乱してしまいます。

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家にいてもつまらなくなる

周囲の人が考えている以上に、子どもは学校で苦労しています。

家に帰ってまで勉強ばかりでは、休まる場所がなくなってしまいます。

LD(学習障害)の子どもの家でのしつけで大切なこと

LD(学習障害)の子どもにとっては、家庭生活で身につけることは非常に多く、家庭は自立した生活を身につける場です。

あいさつや手伝いなど、根気よく繰り返し、学びの機会をつくりましょう。

規則正しい生活

・時間の感覚
・自律性

テレビを見る時間など、好きなことを子どもに自分で管理させて、時計を見て行動する習慣をつけましょう、

時間の感覚が身につき、自律性が育ちます。

家の手伝い

・責任と義務
・手順や応用

家事の手伝いは、子どもにとって最初の仕事です。

子ども自身に任せられることで責任感をもてますし、やりとげたときの達成感は子どもにとって何よりのごほうびです。

ルール、マナー

・ソーシャルスキル
・人とのつきあい方
・基本的なコミュニケーション

あいさつや返事、お礼を言うなど、基本的なマナーを家族同士で徹底しましょう。

コミュニケーション将来において非常に重要なポイントになります。

学習の応用

・実生活の能力

学校で学んだ知識を、生活に活かす機会をつくります。

文字を覚えたらメモをとる、ソーシャルスキルを学んだら電話の受け答えをする、計算ができるようになったらお金を払うなど、チャンスは工夫次第でいくらでもあります。

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