ADHD理解度チェックリスト

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ADHD理解度チェックリスト

発達障害のひとつ、AD/HD(注意欠陥多動性障害)は、授業中に歩き回ってしまう、キレやすい、よく忘れ物をする、という特徴がみられます。

ADHD理解度チェックリスト

ADHDのことをどのくらい知っているか、ADHDの理解度をチェックしましょう。

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次の質問に○か×で答えてください。

①落ち着きのなさの原因は、親のしつけ?

【×】
原因は脳の機能不全です。
親のしつけではありません。
生活環境の影響はありますが、しつけに責任を感じる必要はありません。

②AD/HDは病院に行けば治る?

【×】
病院に行って薬をもらうだけでは、治りません。
治すためには、家族や家庭での生活習慣を変えることも大切です。

③勉強が苦手なのもAD/HDのせい?

【×】
必ずしもAD/HDが原因とは言い切れません。
合併症として学習障害(LD)が引き起こされ、2つの障害が重なっていることも考えられます。

④落ち着いているのにAD/HDの子もいる?

【○】
AD/HD症状のあらわれ方には、さまざまなタイプがあります。
なかには、注意力はないものの、走り回ったり騒いだりしない子どももいます。

⑤多動の子は、生まれたときから動きまわるもの?

【○】
人によって違いがありますが、1歳頃から元気よく動き回ります。
はいはいであちこちに行ってしまい、目が離せない子が多くいます。

⑥薬を飲めば、症状が改善する?

【○】
中枢神経刺激薬・リタリンを飲むと、落ち着きのなさや不注意が改善します。
薬を飲みながら、習慣を少しずつ変えることが、治療になります。

⑦しかるときは強く大声で言う?

【×】
大声で怒鳴ったり、厳しく叱りつけるのはよくありません。
落ち着いた声で言い聞かせるようにしましょう。

⑧兄弟喧嘩をさけるため、部屋は別々にするほうがいい?

【×】
AD/HDのある子にとって、家族とのコミュニケーションは社会勉強のチャンスです。
兄弟と一緒に過ごせる環境の方がよいでしょう。

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⑨授業中に騒がないように、席は先生の前がよい?

【○】
後ろの席に座ると、友達の姿が常に見えるため、興味をひかれて落ち着きがなくなります。
注意力低下の原因になることは避けましょう。

⑩みんなと一緒に遊べないのは、性格が悪いから?

【×】
性格の問題ではありません。
人とコミュニケーションをとることが苦手で、集団生活に不安や恐れを抱いている場合がほとんどです。

⑪AD/HDの子は、話し方も落ち着きがない?

【○】
AD/HDの症状には、走り回ったり暴れたりすることのほかに、言葉のトラブルがあります。
話題が飛んだり、自分勝手に話したりします。

⑫AD/HDは、大人になっても治らない?

【×】
AD/HDの経過は、決して悪くありません。
適切な治療を受ければ、症状は徐々に軽くなり、進学や就職もできます。

受診する子どもは、落ち着きのなさ、興奮、衝動性が多い

東京都の児童精神科の専門病院に受診に来た患者さんのうち、一番多いのが「落ち着きのなさ」、その次が「興奮・衝動性」となっています。

どちらも、AD/HD(注意欠陥/多動性障害)の症状のひとつです。

それだけ多くの人が、子どもの心のトラブルに悩んでいるのです。

ADHDという診断名は、ここ数年、急速に広まっています。

テレビや新聞などの報道メディアでも「授業中に歩き回る子」について、よく取り上げられるようになっています。

そういった影響もあって、子どもの「落ち着きのなさ」を心配する人が増えているのでしょう。

親が子どもの悩みに敏感になることは、大変よいことです。

子どもの声を聞いてあげる良い機会になります。

ですが、いたずらに不安を感じる必要はありません。

落ち着かない子どもがみんなADHDと診断されるわけではありませんし、もし診断されたとしても、ADHDの経過は決して悪いものではありません。

適切な対応をとることで、症状は軽減していきます。

不安を抱えてひとりで悩まないようにしましょう。

ADHDの症状や治療法を正しく知ることで、親としてすべきことも見えてくるはずです。

保護者と教師、専門医とが協力しあって子どもが安心できる環境をつくっていけば、症状は治まっていくことでしょう。

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