運動やスポーツが苦手なのもADHDの身体的症状

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運動やスポーツが苦手なのもADHDの身体的症状

ADHDの身体的な症状には、ルールのあるスポーツを苦手とする運動障害と、ストレスによって生じるチックや頭痛などがあります。

運動神経が悪い?ADHDの症状

ADHDの子どもには、動きがぎこちなく、転びやすい子がいます。

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立ったり、歩いたりという簡単な運動には問題はありませんが、指を細かく動かしたり、なわとびをするなど、複数の筋肉を同時に動かすスポーツが苦手です。

ADHDの子どもの中には、平衡感覚も悪く、片足で立つとすぐにバランスを崩してこけてしまう子もいます。

ADHDの子に友達ができない理由は運動神経が原因?

ADHDの場合、全身を使った複雑な運動や、人の動きを真似することも苦手なので、運動やスポーツの上達には時間がかかることも少なくありません。

そのためもあり、比較的、ADHDの子はケガが多いといえます。

また、ADHDの子どもがまわりの友達と一緒に遊ばない理由には、こういった運動神経の問題もあると考えられています。

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【ADHDの身体的特徴】複雑な運動が苦手

ADHDの子どもは、活発に走り回ることを好みますが、その一方で複雑な運動やスポーツは苦手です。

上手にできず、仲間からはずれて練習をやめてしまうと、ますます苦手になっていく、という悪循環もおきやすいのです。

ADHDの子どもがもつ運動神経の問題の原因としては、脳の機能障害が平衡感覚や運動能力になんらかの影響を与えているためと考えられています。

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平衡感覚が悪いADHD

自転車に乗れない、まっすぐ速く走れないなど、バランスを必要とすることがうまくできない。

ADHDの運動障害

ボールをキャッチできない、跳び箱や逆上がりができないなど、スポーツ全般を苦手とする。

手先が不器用なADHD

手に持った物をたびたび落とす、なわとびの使い方を覚えられないなど、複雑な動作に対応できない。

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【ADHDの合併症】チック、頭痛、腹痛、めまい

ADHDの運動以外の身体症状には、チック症状や原因不明の頭痛、腹痛、めまいなどがあります。

こうしたチック症状や腹痛、頭痛、めまいなどの症状は、いずれも子どもの精神的なストレスが背景にあると考えられています。

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チックは一時的な場合もありますが、症状が長期間続く場合は、ADHDの他にトゥレット障害を合併していることも考えられます。

トゥレット障害は、体質やストレス過多によって発症する、心身症のひとつです。

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【対応】ADHDの身体症状への対処法

ADHDそのものの身体症状は、多くはありません。

運動が苦手なADHDの子どもの対処法は?

ADHDの子は、運動やスポーツが苦手なだけで、不可能ではありません。
運動嫌いの子どもは、他にもたくさんいます。

【対処法:練習することで改善】
身体の一部を動かす単純なことからはじめて、徐々に動作を複雑にします。
例えば、いきなりボールを投げるのではなく、転がしたり、はずませることから慣れていきます。

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原因不明の頭痛や腹痛への対処法は?

頭痛や腹痛の原因は、風邪や下痢、便秘がほとんどですが、なかにはストレス性の痛みもあります。

【対処法:話を聞いて改善】
悩みごとを聞くこともひとつの方法です。
友達との関係や勉強への不安を取り除くことで、解決する可能性があります。

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まばたきが多い、チック症状の対処法は?

まばたきが多い、首をふる、肩を動かすなどの行為を繰り返す場合、トゥレット障害が考えられます。
これは無意識の行動なので、しからないでください。

【対処法:生活に支障はない】
多くの場合、無理に改善する必要はなく、気にしないことがいちばんです。
まばたきを繰り返すチックは、成長するにつれて自然と治ることが多い。

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