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自己愛性人格障害/自己愛性パーソナリティ障害の意味とは?

自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティ障害)とは、あまり聞き慣れない名称ですが、近年、大人だけでなく若ひ人や子供のなかでも、患者数が増加しているようです。

自己愛性人格障害の患者すが増加している原因は、さまざまな要因が考えられていますが、社会的な影響も関係していることは否めない、と指摘する専門家もいるみたいです。

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社会的に成功している人が、自己愛性人格障害をかかえていたり、うつ病や夫婦の不和にも自己愛性人格障害が隠れている例もあります。

自己愛性人格障害/自己愛性パーソナリティ障害とは?

自己愛性人格障害/自己愛性パーソナリティ障害は、関係性の障害で、良好な人間関係を築けないという障害です。

自己愛というと「ナルシスト」をイメージするかもしれませんが、自己愛の強さは過剰で、障害の症状のあらわれかたには様々なパターンがあります。

例えば

・中年になって夫婦関係が崩壊して夫がうつ病になってしまった
・職場の上司が自分勝手で部下がまいって何人もうつ病になってしまった

というケースにも、自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティ障害)があると考えられます。

障害と言っていいのかどうか判断は難しいところがあり、まわりの人や家族は「そういう性格の人」とあきらめ我慢して耐え続けてきたのです。

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自己愛と聞くとナルシストを連想しますが、障害になるとまわりの人のストレスは想像以上です。

自己愛性人格障害の患者本人も生きづらく、劣等感に悩んでいます。

自己愛性人格障害は、自己愛という呼称と違い、本当の自分を愛せない障害ともいえるのです。

自己愛性人格障害の特徴例

・傲慢
・自分勝手
・尊大
・攻撃的
・注目の的でありつづけようとする
・周囲の反応を気にしすぎる
・注目されないようにオドオドする
・バカにされた、変に思われた、とすぐに傷つく
・自分の利益のためなら他人を平気で利用できる。
・人の気持ちはどうでもいい

対人関係のトラブルが多い自己愛性人格障害

パーソナリティとは、考え方や感じ方、言動などを意味します

パーソナリティ障害とは、そのパーソナリティが原因となって引き起こされる状態です。

中には、いつも自分のことばかり、他人を愛せないというパーソナリティの人がいます。

そういう人は、他人を自分と同じ人間であると認められず、良好な人間関係を築くことができません。

自己愛性人格障害の人は、強すぎる自己愛が原因で人間関係の問題をかかえてしまいます。

成功者も多い自己愛性人格障害

パーソナリティ障害の中には、犯罪などに結びつきやすい傾向があるものもあります。

自己愛性人格障害/自己愛性パーソナリティ障害の場合、表面的にはうまくやってきた成功者も多いといわれています。

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