【発達障害】服装がダサい?ファッションに無頓着?素材にこだわるケースも

中学生や高校生など思春期は、ファッションやおしゃれに興味がわく年齢です。

しかし、発達障害の子の中には、ファッションや身だしなみに無頓着、服装がダサい、またいつも同じような服装をしている感覚過敏の場合もあります。

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発達障害はファッションに無頓着で服装もダサい?

発達障害の子の中には、相手の気持ちがわからなかったり、暗黙のルールが理解できないタイプの子がいます。

そういったタイプの発達障害の子どもは、ファッションや身だしなみに無頓着な傾向があり、服装がダサかったり、毎日同じ服を着ていたり、寝癖がついていたり、ということも少なくないようです。

不潔というよりもダサい印象を与えることが多く、自閉症スペクトラムなど発達障害の特性でもある、自分の感性ややり方を優先する影響のひとつといえます。

中学生や高校生というと、女子の場合は化粧をしはじめる年齢とえいますが、発達障害の場合、化粧やファッションにほとんど興味を示さず、親から「もう少しオシャレをしてみたら?」と言われることをストレスに感じるケースもあります。

服の素材に強いこだわりを持つ感覚過敏ば場合も

発達障害の子の中には、洋服に無頓着なケースとは逆に、服の素材に強いこだわりを持つ場合もあります。

服の素材にこだわる発達障害の子は感覚過敏なため、ウールや毛糸などチクチクする素材や、デニムなどゴワゴワする素材を嫌う傾向があります。

また、洋服の襟についているタグも違和感があるため、不快に感じることが多いようです。

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逆に好む素材は、肌さわりがやわらかいシルクのような素材が多いようです。

感覚過敏とは反対に鈍感なタイプの発達障害の子どももいて、寒さや暑さなど気温の変化に鈍感だと、冬でも半袖で上着を着なかったりすることもあります。

特定の素材にこだわる場合はメーカーや販売店を把握しておく

発達障害の感覚過敏な肌になじむような素材は、それほど多い種類があるわけではないので、着心地のよい服を着ようとすると、毎日同服装になってしまうこともあります。

好みの素材の洋服が一般的に販売されていて簡単に購入できるのであればいいのですが、なかなか手に入らない場合には、その素材の洋服を製造しているメーカーや販売店などの情報を把握しておいたほうがよいでしょう。

できるだけ心地よい服を身につけ、発達障害本人のストレスを軽減し、心と体を良好なコンディションに保つことが大切です。

ファッションや服装について友達や親にアドバイスしてもらう

中学生、高校生のときは、学校の制服があるので、服装に関して問題になることは限られますが、卒業後は自分で洋服を選ぶ必要が出てきます。

目上の人や初対面の人と会うときには、TPOに合わせて身だしなみと整えるのが礼儀・マナーです。

正装が必要であればスーツにネクタイ、カジュアルなシーンではノーネクタイで、と、その場の出席者や状況も考慮しながら服装を選ぶ必要があります。

発達障害本人が自分で選ぶのが難しいのであれば、親や友達に相談してアドバイスしてもらうとよいでしょう。

女子の場合、自分のファッションセンスに自信がないのであれば、友達にコーディネートしてもらったり、ショップの店員に相談するのもひとつの選択肢です。

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