【大人の発達障害】職場での対応は?ストレスやトラブルを減らすために

発達障害の認知度、理解が広がるとともに、子どもだけでなく、職場での大人の発達障害についても関心が高くなってきています。

発達障害によるトラブルやストレスをなくすために、職場での対応はどのようなポイントに気をつけれよいのでしょうか。また、発達障害本人にはどのようなことが求められるのでしょうか。

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職場の発達障害の部下や同僚への対応

職場内に発達障害の部下や同僚がいる場合、まわりにいる上司や同僚においてはどのような対応に注意すればよいのでしょうか。

発達障害の部下や同僚に対して、指示出すときには次の4つのポイントに気をつけるようにしましょう。

①指示の出し方は「具体的に・わかりやすく」
②同時に複数の指示を出さない「ひとつだけ」
③指示を理解したかどうか「確認する」
④仕事の仕方は本人に合った方法を認める

①指示の出し方は「具体的に・わかりやすく」

発達障害の部下や同僚に対して指示を出す時には、「具体的に・わかりやすく」伝えることが大切です。

例えば「あの件、早めに頼むね」といったあいまいな表現では、発達障害の人には伝わりません。発達障害の部下や同僚に指示を出す際は「□□会社の見積書を、明日の朝10時までに出すように」と、何をいつまでに仕上げればよいか、具体的に指示を出すのがポイントです。

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②同時に複数の指示を出さない「ひとつだけ」

発達障害の人は、一度にたくさんの指示を出されると、頭の中が混乱してしまいます。

職場の発達障害の人に対しては、同時に複数の指示を出さないように気をつけましょう。

次々と指示を伝えると混乱してしまうので、ひとつずつ指示w出すようにするとよいでしょう。

③指示を理解したかどうか「確認する」

発達障害の場合、コミュニケーションに特徴があることも多く、言葉の受け取り方や理解の仕方に偏りがみられることもあります。仕事上でも、早とちりをしたり勘違いしてしまうことが多いのが発達障害の人の特徴でもあります。

ですが、発達障害の人は、仕事のやり方を理解できれば、能力を発揮して大きな成果をあげることもできます。

そのためには、指示を出しっぱなしにするのではなく、ちゃんと理解できているかどうか、そのつど確認してチェックするようにしましょう。

④仕事の仕方は本人に合った方法を認める

発達障害の人が職場内にいるときには、上司や同僚などの周囲の人たちは、仕事のやり方や作業の進め方においても、いわゆる普通のやり方、一般的な方法に当てはめようとするのではなく、発達障害本人に合ったやり方や得意な方法を認めるほうが、お互いにストレスなく働くことができます。

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