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うつ病の再発防止のための認知行動治療とは?

一定期間、認知行動治療[認知行動療法]を受けた患者さんは、考え方や行動のパターンが変わります。

その結果、病状が改善するとともに、病気の再発もしにくくなります。

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うつ病など病気の再発を防ぐために

認知行動治療の約3ヶ月間のセッションを終える頃には、患者さんの考え方や思考パターンは変化しています。

治療によって、うつ病や不安障害の症状も緩和しています。

治癒後は、同じ症状がぶり返してくる再発を防ぐことが大切になってきます。

セッション終了後に、以前と同じような症状が起きそうになっても、セッションを通じて身につけた方法で認知をとらえ、改善をはかればうつ病などの再発が防げます。

治療が終わってからも、自分の為に認知行動治療を継続しましょう。

考え方や思考を変えるために

認知行動治療は、うつ病や不安障害の病状をそのときだけ改善するのではなく、先々の人生をも改善します。

認知行動治療を通じて、患者さんは考え方のコツを身につけています。

治療開始から数ヶ月経過すると、考え方や行動がだいぶ変わってきます。

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【問題が見える】
セッションを数回続けると、悪循環が見えてくる。治療が進んでいる実感がわく。

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【対策が分かる】
個人差もあるが、1〜2ヶ月程度で対策を実践する段階に。病状が軽快し始める。

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【かかりつけ医の助言】
セッション終了後は、近隣のかかりつけ医に適宜、助言をもらえばよい。

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【録音した声を聞く】
治療者によっては、対話を録音させてもらえる場合もある。後日、内容を確認できる。治療者の言葉を録音できた場合は、それを聞き直すことで、治療プロセスを生活にいかせる。

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【宿題で復習する】
宿題の記入式シートや日記などをみて、治療で学んだことをふり返る。理解を深める。

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【関連の本を読む】
身につけたスキルを維持するために、認知行動療法関連の本を読み、知識を確認する。録音した音声や日記、本などで確認してもよくならないときは、かかりつけ医に相談する。

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【自分で考える】
新しい問題がおきても、自分のその状況をとらえ、改善策を考えられるようになる。

再発しても自分で認知行動治療を

認知行動療法を理解した患者さんは、症状が再発しても自分で対処できます。

認知をとらえる基本スキルが身についているからです。

治療者と相談したり、関連資料を活用したりすれば、スキルを応用して柔軟に対応することもできます。

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