発達障害だと自己愛性人格障害になりやすい?共通点と違いは?

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発達障害だと自己愛性人格障害になりやすい?共通点と違いは?

自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティ障害)と発達障害との関連性について、まだはっきりとは解明されていません。

ですが、自己愛性人格障害と発達障害の間には何らかの関係があり、影響し合っているのではないか、と考えられています。

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発達障害だと自己愛性人格障害になりやすい?

アスペルガーやADHD、自閉症などの発達障害の場合、自己愛性人格障害になりやすいのではないか、という説があります。

この仮説は、幼い子供の頃(乳幼児期)において、親からの愛情や共感が得られなかったことが原因だと考えられているからです。

アスペルガー症候群やADHD、自閉症など発達障害の子どもの場合、親が「育てにくい子」と感じてしまうことも少なくなく、子供にとって必要な愛情や共感を与えられないことがあるといわれています。

自己愛性人格障害と発達障害の共通点、似ている点は?

自己愛性人格障害も発達障害も、どちらも年齢とともに症状のあらわれ方が変化していく特徴があります。

その症状の変化はゆるやかで、連続していく傾向が多いようです。

自己愛性人格障害も発達障害も、どちらも精神病(精神疾患)とはいえませんが、かといって正常で健康な状態とも言いにくい点があり、まわりの人とうまく人間関係が築けないという点において共通しています。

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発達障害との違いは?自己愛性人格障害

発達障害と自己愛性人格障害、この2つの大きな違いは、アスペルガーやADHDなどの発達障害が先天的なものであるのに対して、自己愛性人格障害は後天的な影響が強いという点です。

子どもが小学生くらいに成長してくると、発達障害か人格障害かどうかの違いがはっきりと認められるようになってくると言われています。

ただ、自己愛性人格障害の場合、高い能力などによって問題が隠されていることも多く、人格障害の存在に気づかれない例も多いようです。

また、恋愛関係や結婚後の夫婦関係、職場での人間関係において、トラブルや問題が多くなってきてはじめて人格障害に気づくといくケースも多くみられます。

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人格障害と関連する発達障害について

人格障害(パーソナリティ障害)と関係があり、影響しあっている可能性がある発達障害には、次の3つがあると考えられています。

【アスペルガー症候群】
コミュニケーションが苦手という自閉症と共通の特徴があるが、言葉の遅れがない、知的な遅れもない。気づかれないことも多く、人格障害(パーソナリティ障害)との関連が深い。

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【自閉症】
言葉の遅れ、コミュニケーションが苦手、こだわりが強いという特徴がみられる。知的障害のない高機能自閉症の場合はまわりから気づかれない事が多く、パーソナリティ障害と深い関連があると考えられる。

【ADHD】
年齢に不相応な症状、気が散りやすい、じっとできない、集中力がない、衝動的な行動、という特徴がある。勉強や社会的活動において問題がやトラブルが多くなりやすい。

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まとめ

医学的には、パーソナリティ障害(人格障害)と発達障害は、まったく別の種類に区分されているのですが、一般的にはほとんど同じように感じられることも多く、違いがわかりにくいことも特徴的です。

また、発達障害の子供が、成長して大人になっていく過程において、愛情不足や人間関係のトラブルなどの体験からパーソナリティ障害(人格障害)を起こすことも多いと考えられています。

正しい診断と対処法のためにも、病院を受診して専門医に相談してみてください。

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