パーソナリティの意味とは?個性と障害の違い、正常な成熟とは

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パーソナリティの意味とは?個性と障害の違い、正常な成熟とは

パーソナリティ障害という精神疾患を聞いたり、見たりすることが増えてきているように感じます。

そもそも英語の「パーソナリティ」とは日本語でどういう意味なのでしょうか。

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パーソナリティ障害とは、何の障害なのでしょうか。

パーソナリティの意味とは?

パーソナリティとは、その人特有の特徴的で一貫性のある認知、感情、行動のあり方を意味している総合的な概念です。

だれでも子供のころは自分が何者なのかわかりませんが、成長と発達につれて自己イメージがつくられ、自制心や自立心、適応能力などが身についていきます。

パーソナリティは、年齢や経験によって成熟していくものです。

パーソナリティに含まれるものの例

・性格
・気質
・倫理観
・価値観

パーソナリティの成熟度チェック

アメリカの精神分析家のカーンバーグは、パーソナリティ(人格)の成熟度や発達水準をチェックする尺度として、次の5つの項目をあげています。

次の5項目に当てはまるかどうかが、パーソナリティが成熟しているかどうかのひとつの尺度になります。

逆に言うと、この5つの項目に当てはまりにくい場合は、未熟なパーソナリティという可能性が考えられます。

①過去から現在まで、人とケンカをしたが仲直りした経験がある。
[例]お母さんはすぐに怒るけれど、怒るだけの理由があって仕方ない、と思える

②他人に対して、その人のいろいろな面を理解できる
[例]お父さんはすぐに怒るけれど、やさしいところもある、と思える。

③相手や出来事に対して、思いやりや罪悪感を持つことができる。喪失や別れの体験を自分なりに切り抜けることができる。
[例]大失恋をしたけれど、そのつらさをなんとか乗り越えることができた。

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④自分自身のいろいろな面を認識している、自分の理想と現実的な能力が一致している。
[例]出世できない自分は辞めるしかない無能な自分、と極端なことを考えず、普通に働ける。

⑤理想と現実が一致していないとき、実現させるために努力することができる。
[例]合格が難しい大学を受験する場合、受かるかもと夢想して遊んでいないで、コツコツ勉強できる。

パーソナリティの障害とは?

パーソナリティ障害は、昔は「人格障害」と呼んでいました。

ですが、「人格」という言葉には、しっかりした人、尊敬に値する人といったポジティブな意味合いを含んでいて、その人格が障害されているとなると、単なる障害ではなく、その人自身まで否定されるようなニュアンスになるため、人格障害ではなくパーソナリティ障害と呼ばれるようになったのです。

パーソナリティ障害の人は、ものごとを常に同じようにしか見られないという特徴があります。

本来、物事や人にはポジティブな面もあればネガティブな面もあり、裏も表もあるのですが、そういった両面が見えていないのです。

パーソナリティ障害の共通の特徴

・本人は自分がパーソナリティ障害と自覚していない
・常に柔軟性にかけた物事のとらえ方や思考をする
・白か黒か、と極端な思考や価値観を持っている

個性と障害の違いは?

パーソナリティ障害は、ものごとや相手の事情を察して共感することができないという特徴があります。

ですが、中には個性として「冷たい人」もいます。

個性と障害の違いを区別するのはとても難しいことです。

パーソナリティ障害において、もっとも考慮すべき点は、安定したおだやかな社会生活を遅れない点です。

パーソナリティが著しく偏っていたり、固まっているので、本人やまわりの人に苦痛を与えたり、生活で問題を抱えている状態が続いている場合には、個性とは言えず障害に当てはまるでしょう。

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