認知療法の効果は?自傷行為(リストカット)の治療

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認知療法は効果がある?自傷行為(リストカット)の治療

物事のとらえ方、認知のパターンには、人によってクセがあるものです。

そのクセがその人らしさであり、個性ですが、時にそのクセが自傷行為(リストカット)などの悪循環をもたらします。

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そんなときに、「とっさの考え」と行動パターンをつかみ、別の可能性を探る認知療法が役に立つとされています。

認知療法とは?

人には誰でも、考え方のクセがあり、それ自体は悪いことではありません。

むしろ、そのクセがその人らしさでもあります。

しかし、そのクセが、常に自分自身をおとしめるならば問題です。

自傷行為をする人には、しばしば根拠はないのに「自分はだめだ」と思い込む、考え方のクセがあります。

認知療法では、こうした考え方のクセに光を当てて、それがかたよっていることを本人に理解してもらいます。

自傷行為(リストカット)を克服するには、治療の場だけでは十分ではないと考えられています。

考え方のクセは、ちょっとしたきっかけで自動的に現れます。

改善するには、ふだんの生活でコツコツと取り組まなくてはなりません。

認知療法は、本人が中心となって取り組む自傷行為(リストカット)の治療法なのです。

認知療法では、問題につながる考え方のクセに目を向けます。

そのクセを直したり、他の可能性を探る練習をして、問題の発生を防ぎます。

①本当にそうなのか?

リストカットなどの自傷行為をするときに、とっさに浮かぶ気持ちや考え方をキャッチするよう心がけます。

とっさに浮かぶ「自動的な考え方」や、なぜそう思うかをたどっていくと、自傷行為を発生させる思い込みが見えてきます。

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【できごと】
大切な友達に約束を破られた

【解釈①】忙しかったのかな?
【意味①】あきらめ

【解釈②】めずらしいな。なにかあったのかな?
【意味②】心配

できごとは、たんなる事実です。

それをどのように解釈するかによって、自分にとっての意味が変わってきます。

【解釈③】本当は嫌われているんだ!友達ではなかったんだ!
【意味③】絶望

中心にある思い込み

・自分は何もかもだめだ、価値がない
・こんな自分を愛してくれる人はいない

自傷行為を発生させる思い込み

・自分は傷つくのがふさわしい
・リストカットはいつもの方法だ

【リストカットしなきゃ!】
絶望の感情のままに行動すると、自動的に行動が決まってきてしまいます。

【一時的に気が楽になる】
緊張がゆるんだり、気がまぎれます。
一時的に解決したような感覚が、自分を否定的に捉える思い込みに目を向けにくくします。

治療を受ける人は・・

自動的に現れる思考がキャッチできたときに、自傷行為の代わりに置き換えられる方法を準備しておくのも必要です。

認知療法と並行して、自分でできる対応法も練習しておきましょう。

②他の考え方はないのか?

リストカットするときに、本当にそれで良いのか、他に方法はないのかを振り返ります。

最初はすぐに多いつかなくても、後から振り返って検証するのを習慣づけます。

③再び、本当にそうなのか?

自分の思考パターン、認知のクセを見直していくと、中心にある思い込みが浮かび上がってきます。

この思い込みは最も変化しにくく、行動パターンのあちこちに影響を及ぼしています。

直そうとするよりも、折りにふれ軌道修正を重ね、少しずつ現実的なものに近づける練習をしましょう。

例えば、日記をつけるなど、認知のクセをが見えてくることも多いものです。

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