自傷行為(リストカット)を克服するためには?


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自傷行為(リストカット)を克服するためには?

自傷行為(リストカット)の治療は、自分らしさを見つけ、もう一度自分をつくり治す作業です。

このとき、「自傷行為をする自分」もまた自分の一部ということを忘れてはいけません。

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自傷行為(リストカット)を克服するためには、自分を見つめ、相反する考えをともに受け止めることが大切です。

自分を見つめ直すこと

リストカットなどの自傷行為の治療では、自分自身を見つめ直す作業が欠かせません。

自傷行為(リストカット)は、子どもから大人へと成長する思春期、青年期に多く見られます。

言い換えると、この時期、人は成長過程でたくさんの課題に向き合わなければならないのです。

自傷行為(リストカット)は、成長の途中で生じるひずみのようなものです。

自傷行為を「望ましくない自分」として切り離すのではなく、大切な自分の一部として受け入れていくことこそが、本当の意味での成長であり、自傷行為の克服につながります。

一歩引くほうがよいときもある

自分の問題に向き合い、解決に取り組むのは大変な努力を要します。

そんなとき「〜しなければ」と自分を一歩引いてみつめると、別の側面が見えてくる場合もあります。

育ちの課題に向き合う

子どもから大人になるときは、多くの変化が訪れます。

そのときに、どのように対応するかが、その人らしさにつながります。

こうした課題への対応がいきづまった結果、リストカットなどの自傷行為が生じると考えられます。

【保護・依存からの自立】
親や大人に守られ、甘えていられる存在から、自分の足で立ち、独立した存在へと変わっていきます。

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【自分らしさの模索】
自分で行動を選び、その結果を引き受ける経験を重ね、自分何の行動パターンを身につけます。

【アイデンティティの確立】
人間関係で問題が起こったり、身の回りに大きな変化があっても、「確固たる自分」の感覚(アイデンティティ)があると、それをよりどころにできます。

「自分らしさ」は小さな経験を積み重ねて、長い時間をかけて形成されます。

ゆっくりとした「離陸」がうまくいかないと、リストカットなどの激しい形での反応が引き起こされることがあります。

リハネンの「弁証法的行動療法」

自傷行為(リストカット)に治療では、自分の中にある矛盾を解決しようと取り組む一方で、矛盾は矛盾のまま受け止めようとする視点や余裕を持つことも必要です。

次のリハネンの「弁証法的行動療法」をもとに、感情と理性のバランスに注目した、ものの受け止め方が参考になります。

【自分の意志にこだわりすぎる】
理性と感情、どちらに重きを置きすぎても、結局は追いつめられます。

【感情】
激しい感情は、人を行動へと突き動かします。
自傷行為では、否定的な感情の嵐が問題です。

【バランスのとれた気持ち】
自分の感情を大切にしつつ、理性の声に耳を傾ける状態でこそ、人は自分にとってベストの選択ができます。

【理性】
「治さなくては」「生活を立て直さなくては」などのかたくなな思い込みが、かえって自分を追い込み、自主行為を招くおそれがあります。

↓↓↓

・まず観察し、見たままを言葉で表してみる
・心の動きに耳を傾ける
・とっさに判断しない
・別のことに意識を集中してみる
・目的にあった認識をする

物事を多角的に見るためには「すぐに判断」するのをやめましょう。

まずは見たまま、感じたままを受け止め、それを言葉にあらわす練習は、感情のままに状況を決めつけるクセを直します。

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