社会不安障害は薬物療法で症状が回復し、病気を治せる

社会不安障害は薬物療法で症状が回復し、病気を治せる

社会不安障害(極度のあがり症)は、心療内科や精神科で適切な治療を受けることで、症状が驚くほど改善されていく病気です。

過剰反応している脳を薬で抑制し、不安や緊張などの感情を軽減することができます。

スポンサーリンク

薬物療法の目的

社会不安障害の(あがり症)の薬物療法の目的は、不安感情を軽減し、成功体験を記憶できる状態にすることです。

そもそも社会不安障害(あがり症)の人は、過去の失敗体験がトラウマとなり、脳に記憶され、不安や恐れへの条件付けができていまいます。

そのため、まだ失敗したことがなくても「また同じ失敗するのでは」と予期不安になり、不安や恐怖といった感情を抱くようになるのです。

この予期不安を抑えるために、症状に応じた治療薬を使います。薬の効果で脳神経の興奮を抑え、過剰な不安や恐怖がおきないようにするのです。

そして「気持ち楽」「恐怖感がなくなった」という成功体験を積み重ねることで、社会不安障害(あがり症)は回復していきます。

薬物治療の流れ

【①予期不安におそわれる】
激しい緊張感の影響で、脳の扁桃体の血流量が増加し「頭の中が真っ白になる」という症状があらわれる。この反応が過剰になると、予期不安におそわれる。

スポンサーリンク

【②薬の作用で不安を軽減】
患者さんそれぞれの症状にあった治療薬を使用し、脳内部室のバランスを整え、脳神経の過剰反応を抑えることができる。予期不安が解消されると「大丈夫かもしれない」と思うことができるようになる。

【③成功体験を記憶する】
薬の効果で不安が軽減し、人前で上手く話せた、といった自信がつくようになります。「うまくできた」という成功体験を積み重ね、社会不安障害が完治へ向かいます。

薬の作用で脳内物質のバランスを改善する

社会不安障害(あがり症)の症状に深く関係しているのは、脳内の神経伝達物質のバランスです。

また失敗するかもしれないという予期不安は、扁桃体の過剰反応ですが、そこには神経細胞間の情報伝達をする神経伝達物質のバランスの乱れが関係しています。

セロトニンは不安や恐怖を軽減し、幸福感安心感をもたらす神経伝達物質です。また、ドーパミンやノルアドレナリンは活動や意欲、GABAは興奮を鎮めて心を落ち着かせ、βエンドルフィンは免疫力や自然治癒力と関係しています。これらの脳内物質の分泌バランスの乱れも、社会不安障害の各症状と深い関係があります。

薬物治療では、社会不安障害のそれぞれの症状に応じて、こうした脳内物質の働きを改善し、予期不安を軽減していきます。

スポンサーリンク

サブコンテンツ

このページの先頭へ