【社会不安障害】うつ病との合併症/併発が多い(あがり症)

【社会不安障害】うつ病との合併症/併発が多い(あがり症)

社会不安障害(極度のあがり症)は、早期受診・早期治療によって、改善や克服が可能な病気です。

しかし、自分では病気であることに気づかず、放置したままでいると、うつ病やパニック障害など他の病気との併発(合併症)を引き起こし、治療が難しくなってしまうおそれがあります。

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社会不安障害は併発や合併症が多い

社会不安障害はまだまだ認知度が高いとは言えず、症状があらわれていても「自分が社会不安障害の病気だ」と思っていない人はまだまだ大勢いることでしょう。

人前で緊張してしまうのは自分の性格が原因、ネガティブな考え方が消極的な姿勢が悪い、などと自分のせいにしてしまい、病院への受診につながりにくいケースも少なくありません。

そうしたケースでは、社会不安障害の問題を長期化してしまうだけでなく、精神的ストレスがたまり、様々な他の精神疾患との併発や合併症のリスクが高くなってしまいます。

社会不安障害と併発、合併しやすい病気

次の精神疾患は、社会不安障害と併発合併しやすいといわれています。

・うつ病
・パニック障害
・アルコール依存症
・摂食障害(拒食症/過食症)

この中でも、うつ病が一番合併しやすい病気といわれています。

社会不安障害とうつ病の合併率、割合は?

併発や合併症が多い社会不安障害の中でも、うつ病との合併が一番多いといわれています。

社会不安障害(極度のあがり症)が原因で社会にうまくなじめないと、「自分はダメ人間」「無能な存在だ」と自己否定しやすくなり、自己評価が低い人はうつ病になりやすいのです。

社会不安障害の患者のうち、約70%の割合でうつ病など他の精神疾患を併発おり、また、うつ病患者のうちの約30%の割合で社会不安障害を併発する、という調査結果もあります。

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次のような症状や傾向がみられる場合、うつ病発症の疑いがあるので注意しましょう。

うつ病の自己チェックリスト

・気分が重い
・何をしても楽しくない
・何に対しても興味が持てない
・疲れているのに眠れない
・一日中眠たい
・イライラしやすい
・落ち着かない
・自分には価値がないと思う
・集中力や思考力がおちる
・死にたくなる

これらの項目のいくつかが2週間以上続くようであれば、うつ病の可能性があると考えられます。早めに病院を受診するようにしましょう。

なぜ、うつ病と社会不安障害の併発が多いのか?

社会不安障害の場合、併発・合併しやすい精神疾患で一番多いのが「うつ病」です。

社会不安障害になりやすい人は、真面目な性格の人が多い傾向があります。ですが、人前に出ることに不安や強いストレスを感じ、学校や会社など人が大勢いる状況を避けてしまい、社会生活がままならなくなってしまいます。

そして、自分の能力を活かせる機会そのものが極端に少なく
なってしまい、「どうせ無理」と就職や結婚をハナからあきらめてしまう人も出てきます。実際、社会不安障害の場合には、就職率や結婚率が低いというデータもあります。

その結果、「自分はダメな人間」「無能で価値がない」といった自己否定感情が強くなってしまい、慢性的な不安や精神的ストレスと重なり、うつ病の発症リスクが高くなるのです。

うつ病を発症する一連の流れ

社会不安障害になり、人前で恥をかくのを恐れて避ける

学校、就職、仕事など社会活動に悪影響が出る

自分のやりたいことができず、自己実現の機会を失う

自己否定の思いが強くなり、自分を責める

うつ病発症

うつ病の治療方法は?

うつ病の治療方法では、ストレスをためやすい性格の人は精神療法的アプローチが有効です。

重症の場合では、抗鬱薬など治療薬による薬物療法を行い、症状によっては、抗不安薬、睡眠薬、気分安定薬などの薬が処方されます。

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