【社会不安障害】β遮断薬の効果と副作用、服薬方法

【社会不安障害】β遮断薬の効果と副作用、服薬方法

社会不安障害(極度のあがり症)の治療方法の中心は薬による薬物療法です。

そこで今回は、社会不安障害の治療薬である「β遮断薬」の効果、副作用、服薬方法などについてポイントをまとめてみたいと思います。

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β遮断薬の効果や作用は?【社会不安障害の治療薬】

β遮断薬(ベータしゃだんやく)は、社会不安障害であらわれる様々な身体症状を抑える作用のある治療薬です。

身体症状の例としては、会社の会議での発言やプレゼン、結婚式やパーティーのスピーチ、人前で名前を書く記帳のときなどに、手がふるえたり、胸がドキドキと動悸が激しくなったり、声が裏返ってしまったり、といった症状に効果があります。

極度のあがり症である社会不安障害の人は、人前で緊張したとき、強い緊張感が交感神経の働きを過剰にさせてしまい、身体症状が激しく出ることが多くなる傾向があります。また、症状が出るとさらに緊張するようになってしまい、不安感や心理的ストレスが大きくなってしまう、という悪循環があります。

β遮断薬は、社会不安障害にみられる身体症状を軽減し、悪循環を断ち切る効果が期待される薬です。薬の作用で症状が緩和され、落ち着いて行動することができ、緊張感や不安感が大きくなってしまうことを防ぐことができます。

身体症状は交感神経の過剰反応が原因

社会不安障害の人は、緊張したり、不安になったり、恐怖を感じたりする苦手な状況になると、脳の扁桃体が交感神経を刺激してしまいます。

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そして、交感神経が過剰に活発になり、身体的に興奮状態を引きおこしてしまいます。その結果として、心拍数の増加、発汗、血圧上昇、赤面、身体のふるえ、といった身体症状が出てしまうのです。

β遮断薬の効き目のあらわれ方

様々な身体症状が出てしまう社会不安障害の人が、β遮断薬を服用するとことで、症状を抑えることができます。

β遮断薬には、脳の扁桃体から交感神経に出す指令をブロックし、交感神経の興奮を抑制する作用があります。交感神経が過剰反応しないので、身体に出る症状を軽減する効果があるのです。

β遮断薬の副作用が心配?服薬方法は?

β遮断薬は、心臓のドキドキ感や手足のふるえを改善する効果がある治療薬ですが、少なからず副作用がでることもあります。

β遮断薬の服用による副作用の症状は、低血圧や低血糖があります。血圧が低下し、めまいやふらつきの症状がみられたり、気管支が広がりにくくなる副作用もあるので、喘息持ちの人はβ遮断薬を使用することができません。

β遮断薬の服薬方法については、不安になったり緊張してしまう状態が予測されるときに事前に服用するのが基本です。また、非全般性の社会不安障害のケースでβ遮断薬が処方されることが多いのが一般的です。

β遮断薬の効果、作用、副作用【まとめ】

・社会不安障害の身体症状を抑える効果
・交感神経が活発になるのを防ぐ作用
・血圧を下げる働きがある
・緊張しやすい場面で事前に薬を飲むこと
・非全般性の社会不安障害の場合に処方されることが多い
・低血圧や低血糖の副作用がある
・喘息の人は使用できない
・めまいやふらつきの症状が出ることがある

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