日記療法とは?発達障害の治療に効果的?|認知行動療法カウンセリング

日記療法とは?発達障害の治療に効果的?|認知行動療法カウンセリング

発達障害の子どもは「空気が読めない」「自己中心的」「わがまま」と周りの人から非難されたり否定的な態度をとられてしまうことも少なくありません。

日記療法によって、周囲からの評価が変わるほど成長につながる例もあり、発達障害の治療に効果的として注目されています。

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日記療法とは?

日記療法とは、認知行動療法にもとづくカウンセリング方法のひとつです。

日記療法は、患者さんが悩んでいることを日記に書き出し、その日記の内容を医師や臨床心理士(カウンセラー)が読んでコメントする、という形で行われるのが通常です。

日記療法による発達障害の治療とは?

発達障害の場合、抽象的な概念やルールを本人に気付かせる、という通常のアプローチは困難になります。

例えば、決められた通りにした行動できず、臨機応変に対応できず失敗が多くなる、という発達障害の人に対して、「もっと柔軟に物事を考えて」という抽象的なアドバイスは意味がありません。

日記療法による発達障害に治療では、日記から発達障害本人の認知特性がどんな問題を起こしているのか、どうすれば解決できるか、をカウンセラーが読み取り、具体的な解決策おをアドバイスしていきます。

日記療法を続けることで、発達障害本人が解決方法を理解出来るようになっていくのです。

日記療法でカウンセラーの助言にそって行動していくうちに、発達障害本人のコミュニケーション能力や情報処理能力が高まり、まわりの人からもその変化がはっきりわかるほど成長する例もあります。

発達障害の治療目的について

発達障害の治療目的は、発達障害を治すことではありません。

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先天的な、生まれ持った発達障害の特性を取り除き、いわゆる普通の子(定型発達)と同じような状態にすることではないのです。

発達障害の特性のうち、問題となる特性を減らし、優れている点は伸ばしながら、社会的自立を目指していくことが、発達障害の治療目的です。

発達障害のカウンセリングは効果的?

発達障害は「一生変わらない」「成長とともに重くなる」と言われることもありますが、発達障害自体は進行性のものではありません。

適切なケア、サポート、援助をすることで、状況を好転させていくことは可能です。

そこで有効な方法がカウンセリングです。

誰にでもカウンセリングが有効とまではいきませんが、コミュニケーション能力が低いことが原因でトラブルが多い、という発達障害の場合には、大きな効果が期待できます。

認知行動療法について

うつ病になって気持ちが落ち込んでいるときには、何事にもネガティブにとらえてしまう傾向があります。

例えば、ちょっと学習面で失敗しただけで「私はダメな人間だ」「進学も就職も無理だ」と将来についても悲観的に考えてしまいがちです。

こうした根拠もなく短絡的に結論づけてしまうのは「認知のゆがみ」が原因で、その認知の歪みを修正すればうつ状態も改善される、というのが認知行動療法の基本概念です。

日記療法で認知の歪みをなおす

日記療法では、その日の自分の行動、感情、考え方などを日記ノートに書いていきます。

その内容を医師や臨床心理士が読み、ネガティブ思考になっているときは「別の考え方や捉え方はできませんか」と質問しながら、一緒に考えていきます。

そうしたやりとりを通して、患者自身が自分の認知の歪みに気づき、ネガティブ思考からポジティブ思考に変えていくきっかけになります。

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