【発達障害の二次障害】うつ病、摂食障害、境界性人格障害

【発達障害の二次障害】うつ病、摂食障害、境界性人格障害

発達障害の子どもは、周りの人から理解されず、適切な支援が受けられないと、劣等感や疎外感を強く抱きやすい傾向があります。

そのため、発達障害の二次障害として、うつ病などの精神疾患を発症するケースも少なくないようです。

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二次障害を起こしやすい発達障害

発達障害の場合、対応が不十分だったことが原因となって、二次障害を起こすことがあります。

発達障害の二次障害の症状は様々で、頭痛、腹痛などの身体的な症状、うつ病や摂食障害などの心理的な症状、不登校やひきこもりなどの社会不適応なども二次障害としてあらわれやすいといえます。

発達障害の二次障害の原因のひとつには、発達障害の特性を周囲の人に理解してもらえず、適切なサポートを受けることができなかった体験による劣等感や疎外感が考えられます。

DV家庭内暴力や自傷行為/リストカットも【発達障害】

発達障害の場合、見た目では障害があると分からにため、「やる気がない」「サボっている」など叱られる体験が多くなりがちで、自尊感情が育ちにくいといえます。

自尊感情が低くなると、内向的なタイプだと不登校やひきこもりに発展したり、DV家庭内暴力や自傷行為/リストカットをする傾向がみられます。

また、衝動性が強いタイプだと、動物虐待や万引きなど、反社会的な行動になるケースもあります。

うつ病【発達障害の二次障害】

発達障害の二次障害として「うつ病」を発症するケースも少なくありません。

うつ病を発症すると、やる気の低下、意欲の喪失、集中できない、倦怠感、睡眠障害などの症状があらわれます。

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うつ病になりやすい性格は、まじめ、几帳面、責任感や正義感が強い、といったタイプといわれていました。しかし、最近では「新型うつ病」と呼ばれるタイプが増加しており、「自分がこんな状態なのは周りが悪いから」と他人のせいにする傾向があります。

新型うつ病の場合、常にうつ状態というわけではなく、学校や会社では気分が落ち込むが、家に帰ると元気になり、一見するとうつ病とは思えないが、診断基準には当てはまるのが特徴的です。

摂食障害【発達障害の二次障害】

発達障害の二次障害として、摂食障害があります。

摂食障害には、極端な食事制限をする拒食症と、過度に食事をする過食症の2つに分類され、拒食症から過食症にうつったり、合併することもあり、女性の患者割合が多いのが特徴的です。

思春期に発症する拒食症の多くは、ダイエットがきっかけになることがほとんどで、その背景には思春期特有のアイデンティティの問題や、女性としての成熟化に関する心理的な葛藤が関係しているといわれています。

過食症は、長期間の拒食症の反動で始まることが多く、食べては吐く、と繰り返したり、下剤を飲んだりするようになり、症状が悪化、長期化することになります。

境界性人格障害【発達障害の二次障害】

境界性人格障害も発達障害の二次障害のひとつに位置付けられています。

境界性人格障害(境界性パーソナリティ障害)の特徴は、不安定な感情、衝動的な行動です。

些細なことで急に怒り出したり、泣き出したり、と取り乱して相手を困らせます。

また、信頼できる相手を見つけると「見捨てられるのではないか」と強い不安感を抱き、関係が親密になるほど不安感も高まっていきます。

見捨てられないように、と対人依存になったり、逆に攻撃的になったり、リストカットなどの衝動的な行動をするケースも多くみられます。

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