【発達障害のギモン】初診、診断方法、検査内容は?どんな質問を聞かれるの?

【発達障害のギモン】初診、診断方法、検査内容は?どんな質問を聞かれるの?

発達障害の診察はどのように進められるのか、気になる親御さんも多いことと思います。

通常、生育歴や現在抱えている問題や悩み、知能検査の結果など、総合的に評価判断し、発達障害かどうかを診断されます。

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発達障害の初診について

発達障害における医師の診察は、患者が診察室に入ってきたときから始まっています。

まず最初に名前を呼びますが、返事をしない、目を合わせない、といった点も、診断の材料のひとつになります。

その後、問診がおこなわれ、次のような内容の質問を聞かれるので、スムーズな診察のために具体的に書いたメモなどを初診時に持っていくとよいでしょう。

初診で聞かれる内容は?

発達障害の初診では次のような質問を聞かれるのが一般的です。そのため、母子手帳や学校の通知票、子どものノートや絵などを持参するとよいでしょう。

■既往歴
これまでにかかった病気、その経過、治療状況など

■いじめ体験の有無
いじめの被害者、加害者の体験

■生育歴、養育歴
母子関係や家族関係などの養育状況。幼いころの行動特徴や変化など

■現在の問題や悩みについて
人間関係や学習面での悩み、問題など

■家族歴
家族がかかった病気など、遺伝的要素を調べる

■出生児の状況
未熟児や仮死状態での出産など、リスクが高い新生児であったかどうか

発達障害の診断ではどんな種類の検査がおこなわれる?

発達障害の診察時には、いろいろな種類の検査がおこなわれることがあります。

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検査の種類、内容については、病院の規模、専門性によって異なってきますが、一般的には次のような検査があります。

・発達障害の評価尺度
・脳波検査
・血液検査
・CT
・MRI
・光トポグラフィー
・知能検査

脳波検査では脳の器質的異常の有無を調べ、血液検査では身体的な病気の有無を調べます。

ただし、これらの検査だけで発達障害かどうかを診断できるわけではありません。

こうした種類の検査とあわせて、「DSM-Ⅳ-TR」や「ICD-10」などの診断基準を併用するのが一般的です。

発達障害の診断には時間がかかる?

身体的な病気、例えば心臓や腎臓などの疾患であれば、血液検査や画像診断で病名を診断することができます。

しかし、発達障害の場合、一回の検査や特定の検査だけで正確な診断をすることは難しいといえます。

実際、何度か通院し、いくつかの検査を行った上で、診察時の状態、過去の状況を考慮し、総合的に判断します。

場合によっては、追加で検査をおこなうこともあり、そのため、発達障害の診断には時間がかかるのが一般的です。

診断名にこだわらないことも大切

病院を受診するとき、親も子ども本人も「どんな診断結果になるのか」と不安になるものですが、あまり深く考えずに「医師に相談する」きらいの気持ちで受診するとよいでしょう。

また、診察と検査の結果、発達障害と診断されたとしても、診断名にこだわりすぎないことが大切です。

発達障害では、自閉症スペクトラム、ADHD、LD学習障害などは併発するケースも多く、正確な診断をするのが困難な面もあります。

大切なのは「診断名」ではなく、「何らかの発達障害がある」ことを認識し、子どもに適切な支援やサポートを考えていくことです。

発達障害では、診断名にとらわれすぎないことが重要になります。

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